◆店長が教えたい計数⑫ 人時売上高 | フォークリフトプロフェッショナルスクール みずおち

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こんにちは。ユージーアイプロジェクトの水落です。

 

「店長がスタッフに教えたい計数」

 

を書いています。

 

今回は人時売上高についてです。

 

 

昨日、労働分配率と人件費率を書きました。

 

 

どちらも人件費が適正かどうかをみる指標のひとつです。

 

 

そのほかに、人時生産性と人時売上高を使用する場合があります。

 

 

人時生産性は、読んで字のごとく

 

 

「ひとり、1時間あたりの生産性(粗利高)」

 

 

で、粗利高÷労働時間で算出します。

 

 

1日の粗利高が30万円、総労働時間が100時間なら、

 

 

人時生産性は3,000円になります。

 

 

それに対して、

 

 

「ひとり、1時間あたりの売上高」

 

 

売上高÷総労働時間で算出するものが、

 

 

人時売上高です。

 

 

 

1日の売上が100万円、総労働時間が100時間なら、

 

 

 

人時生産性は1万円になります。

 

 

どのように使うかですが、結構シビアです(笑)

 

 

まず、人時売上高が1万円が適正とするならば、

 

 

朝10時~昼2時までの売上が5万円なら労働時間は5時間、

 

 

夕方5時から夜8時までが20万円なら、

 

 

労働時間を20時間使うことが出来ます。

 

 

まぁ、そうはいかないので、朝の時間帯を10時間にしたら、

 

 

夜は15時間以内に抑えるようにするわけです。

 

 

1日の売上が80万円しか出なければ、

 

 

80時間以内に抑えないといけないわけです。

 

 

業種や取り扱いアイテム、お店の広さによっても違いますが、

 

 

一定の基準を作ってしまえば、目安として使いやすい数字です。

 

 

売上と労働時間を意識しないよりは、

 

 

意識した方が効率よく仕事を進めることが出来ます。

 

 

社員の労働時間を2倍する会社もあります。

 

 

そうすると異常にシビアになります。(泣)

 

 

 

 

 

粗利益を従業員数で割ったものを「労働生産性」といい、

 

 

 

 

 

「ひとりあたりの生産性(粗利高)」を意味します。

 

 

ただ、小売店では使いにくい数字なのですよね。

 

 

私は使った事が無いので、わかりません(笑)

 

 

 

 

◆店長が教えたい計数⑬ 季節指数 に続きます。