店長に必要なもの スキル編⑲ | フォークリフトプロフェッショナルスクール みずおち

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こんばんわ。ユージーアイプロジェクトの水落です。


小売チェーン店の店長に必要なものという事を考えています。


「人を育てられる事」の続きです。


今回は「不満の先にあるものを語ろう!」


チェーン店の場合、数多くのマニュアルが存在します。


各お店ごとにも色々なマニュアルがあります。


昔、配属になった店舗には2時間おきに


レジ点検をするマニュアルがありました。


1台のレジを点検するのに約5分。


3台レジがあって合計15分。


営業時間は15時間のうち7回。合計105分。


1日2時間近くをレジの点検している訳です。


マニュアルに対して不満や


文句を言ってるだけでは何も始まりません。


マニュアルの多くは問題があった事を解決するために


作られたルールです。


お金のズレた原因を明確にするために


2時間おきにチェックをするようになったそうです。


レジのお金がズレやすい時間帯は


16時~20時の混雑時です。


さらに、複数の人がレジを打つとズレやすくなります。


①時間帯でレジ担当者を明確にする。


②レジ点検は16時、18時、20時、閉店時の4回にする。


③必ず、3回数えてからお客様にお渡しする。

(社員がチェックして3回数えていないスタッフにはペナルティ)


この3つを徹底してレジのお金のズレは極端に減りました。


多分、一番効果があるのは③です。


③をしっかりしないと、


1時間おきにチェックしようと同じことです。


ちょっと話がズレてしまいましたが、


会社のルールやマニュアルに


文句を言っていても始まりません。


文句を言うだけなら誰でも出来ますが、


文句を言えるだけ「気づく」才能があるとも言えます。


その先の提案があれば良いだけです。



「原因を明確にして、より効率的になるように知恵を絞る。」



不満や文句を解消する提案をしてこそ店長だと思います。



店長に必要なもの スキル編⑳ に続きます。