こんばんわ。ユージーアイプロジェクトの水落です。
小売チェーン店の店長に必要なものという事を考えています。
「人を育てられる事」の続きです。
今回は「不満の先にあるものを語ろう!」
チェーン店の場合、数多くのマニュアルが存在します。
各お店ごとにも色々なマニュアルがあります。
昔、配属になった店舗には2時間おきに
レジ点検をするマニュアルがありました。
1台のレジを点検するのに約5分。
3台レジがあって合計15分。
営業時間は15時間のうち7回。合計105分。
1日2時間近くをレジの点検している訳です。
マニュアルに対して不満や
文句を言ってるだけでは何も始まりません。
マニュアルの多くは問題があった事を解決するために
作られたルールです。
お金のズレた原因を明確にするために
2時間おきにチェックをするようになったそうです。
レジのお金がズレやすい時間帯は
16時~20時の混雑時です。
さらに、複数の人がレジを打つとズレやすくなります。
①時間帯でレジ担当者を明確にする。
②レジ点検は16時、18時、20時、閉店時の4回にする。
③必ず、3回数えてからお客様にお渡しする。
(社員がチェックして3回数えていないスタッフにはペナルティ)
この3つを徹底してレジのお金のズレは極端に減りました。
多分、一番効果があるのは③です。
③をしっかりしないと、
1時間おきにチェックしようと同じことです。
ちょっと話がズレてしまいましたが、
会社のルールやマニュアルに
文句を言っていても始まりません。
文句を言うだけなら誰でも出来ますが、
文句を言えるだけ「気づく」才能があるとも言えます。
その先の提案があれば良いだけです。
「原因を明確にして、より効率的になるように知恵を絞る。」
不満や文句を解消する提案をしてこそ店長だと思います。
店長に必要なもの スキル編⑳
に続きます。