2024年年明け早々、天災や人災など
心が痛む事が多く落ち着かない日々を
過ごされたかたも多かったのではないでしょうか。
被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、
一刻も早い復興をお祈り申し訳あげます。
地震発生時、私は実家にて要介護3の母と息子と
一緒におりました。
昭和感満載の実家ですが、
幸い介護仕様に整えていて、
キッチンはガスコンロからIHへ変更、
テレビも壁掛けに、
リビングには背丈以上の家具はなくし
床置きのモノは無くすなど
もし何かあってもすぐ逃げられる家に
整えておいてよかったな、と思いました。
年を重ねても安心安全な家とは？
私の実家は築20年のよくある２階建ての一軒家。
子供（私や兄）が独立後、
20年近く夫婦のみで過ごしていて、
母は足が悪いのでほぼ２階には上がらず
２階は父一人で3部屋使っていました😂
また各部屋の入口はドア枠で段差があったり
トイレがよくある1畳サイズで
さらにお手洗いがついているので
介助のため2人で入るのが大変だったりと、
バリアフリーとは程遠い
昭和感満載の実家ですが、
モノの片付けをしたことで、
施設ではなく実家で過ごしたいという
母の希望に沿って一人暮らしを続けています。
両親の介護にあたり、
まずは空間を移動しやすくするため
通路を通りやすくすることからはじめました。
リビングには床置きのモノはなかったのですが、
家にあったテーブルがリビングにあつめられ
合計3つのテーブルとPCラックがあり
テーブルの上に書類やモノが積まれていました💦
ますはこちらの家具を撤去し、
歩きやすい空間を作り、
安心・安全な空間を作るところから始めていきました。
どこに何があるのかわかりやすい家
要介護3のため、日々の生活サポートは必須。
朝晩ヘルパーさんに来てもらい、
体調チェックや食事の準備などをお願いしています。
介護サポートを受けるにあたり、
リビングにあるモノを徹底的に片付けました。
片付け前は、窓際のカウンター上に
本や紙の書類が並び
またカウンター上にカラーボックスが置かれ
書類や救急用品、文房具など積み上げられていました。
それら全てのモノを確認していくと
99%が不要なモノでした！
不要なモノを処分すると
リビングで必要な介護用品は
文房具や体温計、薬、ボディケア用クリームなど
ごくわずかなモノのみ。
その他ヘルパーさんの毎日の記録の書類や
契約書などをファイルしたものを
母が普段座る場所の近くの場所にまとめることで、
誰でも必要なものがすぐわかるようにしました。
親の家を片付けた事で、本当に必要なモノって
こんなに少ないんだな、と実感出来ました。
また不要なモノがゴチャゴチャある空間だと
必要なモノもたとえ場所を分けても
埋もれて見えにくくなってしまうのだなと驚きました！
片付けてお家をパワースポットに！
書類がギッシリ置かれていた
リビングカウンターを片付けたら
窓からの光も沢山入るようになり
こころなしか明るい雰囲気に
カウンターには父の写真や母の若い頃の写真を飾り
思い出コーナーとして活用しています。
母も昔の事はよく覚えているので
写真から話が弾むことも。
また母の妹が時々お見舞いにきてくれるのですが
そもそもモノがほぼないので
片付けすることもなくお迎えすることが出来ています。
年を重ねても、足が悪くても、
住環境を整えることで、
母の希望通りの暮らしを続けることが出来ています。
反省点としては、両親が要介護になる前、
書類などが増え始めた頃に、
両親だけで暮らしを回していくことが難しく
なったということに気が付き
もっと早くからサポートしていれば、
父ももう少し長生きできたのかな、
と思うことがあります。
年末年始にご実家に行き、
あれ、なんかモノが増えたな？
収納の中がごちゃっとしているな～
など何時も違う様子がみられたら
なにか困っている事はないか
お聞きしてみてくださいね！
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