平塚市文化祭 | 遊芸人の活動日誌

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湘南に住む陶芸、絵画、おじさんバンドを趣味とする遊芸人のブログです 。

イメージ 110/20から平塚美術館で文化祭の絵画展が開催された。
絵画教室で制作したフリーストロークの絵を“試し”に出展してみた。
“試しに”とは、このフリーストロークによる絵がどのように評価されるのか、全く無視されるのか、それとも一目置かれるようなものなのかを試してみたかった。絵の上手・下手よりも技法についてどんな評価を受けるのかをみてみたかったのだ。



イメージ 2当初、号数もM30と小さいので、よくても佳作、入選外は覚悟の上でのことだった。ところが意外なことに“優秀賞”を受賞した。
うれしかったのは書かれていた評の言葉だった。
「林をモザイク調に分解。それを再構成した表現方法に目が惹かれる」との評だ。自分の思いが他の人に通じるのかという不安が先にあったからだ。
独りよがりの表現のようで、他の人にわかってもらえるかが今回の出展の目的だったのでこの評の言葉は正直うれしいものだった。
今までの受賞作をつらつら考え、そして「そうか、大体において自分の描く絵における私の思いは他の人にも通じるな」という自信がついたのが今回の収穫だった。というのは、抽象画を出展したのは初めてのことだったからでもある。


イメージ 3ただ公募展への出展は大きな絵でないとやはりダメだということは、今回でもよくわかった。
「今回の絵がもっと大きかったら‥‥」という教室の先生の言葉なので、次は大きな画面でのフリーストロークに挑戦してみようと思っている。