教室の先生に勧められるままに描き始めた。今まで、具象画ばかりで抽象画は描いたことがない。
画法の基本は“フリーストローク”に始まる。縦・横・斜め・曲線・円と何んでよい。ただただぐりぐりとキャンバスに線を引くことから始まる。色も自由。
さて、この次からは考える。何の意図もなくただただ描きなぐって線でできた文様にどう自分の意思を吹き込んでいくか。
結論から、表題は「情熱と好奇心と少しの迷いと」。
情熱と好奇心は旺盛だが、本当にこのままずっと好きなことが出来るのか、していてよいのか、という迷いや不安がよぎる。「その時はその時よ」という気にもなるが、本当に“その時”が来たときに、心身ともに対処できる態勢・環境であるかは自信があるわけではないのだ。