至福の時間 | 遊芸人の活動日誌

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湘南に住む陶芸、絵画、おじさんバンドを趣味とする遊芸人のブログです 。

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2015年正月、久しぶりに至福の時。
好きな音楽を音量豊かに聴ける時間を持った。
かねてよりご自慢のオーディオセット。
時を経て世代交代したものもあるけれど依然としてモノはいいんですよ。
スピーカーは最近2セットになりました。
レコードプレーヤーはベルトドライブだったのですが、いよいよ劣化して何年か前に交代しました。フィデリティリサーチのトーンアームはマムシの頭と言われ、今なお、中古でも高価に取引されています。
 
 
イメージ 1アンプは上杉研究所の管球アンプ。
そう真空管アンプです。デジタルがどちらかというとキンキンした感じの音であるのに対ししっとりした音質になります。
真空管アンプは、今なお、マニアの間では人気があります。
音質の決め手は、私の経験では第一にスピーカー、第二にカートリッジ、第三にアンプだと思っています。
 
 
イメージ 3一つ目のスピーカーはイギリスのTANNOY/Berkeley。
タンノイはアーデン、バークレー、チェビオット、デボン、イートンとA、B、C、D、Eという具合にランクが分かれていて、バークレーにしたのはアーデンが高くて買えなかったから。当時で一本22万円もして、そこまで手が出せなかったのは未だに残念。
昭和52年当時だから、もう今から37年も前のもの。コーンのエッジの交換を何度かした(これは経年劣化が常識)けれど、今なお現役バリバリ。
スピーカーにはアルニコ磁石を使っているのだが、この良質の磁石は以降軍用にしか使えなくなり、現在普及しているスピーカーには使われていない。
会場の特等席で聴いている感じのスピーカーで、中音域が豊かで、特に弦の音がしっとりしているスピーカー。
当時は、クラシック重視だったのでさんざん迷った結果での選択だった。
 
イメージ 4二つ目のスピーカーはJBLのL100。
タンノイとJBLとどちらにしようかと、お店で随分時間をかけて聴きけをさせてもらったのだが、迷いに迷ってタンノイにしたのは前述の通り。しかし、その時のJBLの音を忘れられず近年まで来た。
JBLはアメリカのカリフォルニアで作られ、JAZZに向いていて、ライブハウスで目の前で演奏している雰囲気が味わえる。ここがタンノイとは大きく違うところ。
ふと、ネットで調べたら当時のL-65ではなく、L-100が見つかった。今ではモデルチェンジされて、タンノイと同様希少価値のある機種。
最後の道楽。
 
イメージ 5これはスピーカーセレクター。
音楽の種類によって、好みでタンノイとJBLのスピーカーを切り替えるための機械。
これはアンプセレクターとしても使えるので便利。
 
 
 
 
 
イメージ 6レコードプレーヤーはテクニクス。
初代のプレーヤーはベルトドライブ式で、言うなればゴムバンドで回転盤を回していた。経年劣化でテクニクスに交換したのだか、今、考えるとフィデリティリサーチのトーンアームとヘッドを備えた機種は今なお根強いファンがいるほど高品位機種だったので、それの修理をした方がよかったと悔やんでいる。
 
 
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これはアンプの増幅器。
真空管アンプを使用するときは必ず必要なもの。
デジタルアンプには必要ない。
従って、先のアンプと一緒に販売されている。
 
 
 
 
 
ジュリー・ロンドンの唇が開く音まで感じさせる音が聴ける幸せ。
特等席でブルーノ・ワルターを聴く幸せ。
ドク・ワトソンがギターを目の前で聴く幸せ。
あとは、リスニング・ルームだけ。