ニューえぶりお→Lennox's cocktail & wine | 弓削聞平の福岡外食メモ

ニューえぶりお→Lennox's cocktail & wine

 プランニン秀巧社同期入社のS嬢と「ニューえぶりお」でごはん。「食堂えぶりお」として繁盛してたんだけど、先般赤坂に「饂飩おおた」をオープンしたかと思ったら、今度は「食堂えぶりお」の1階をうどん&天ぷら酒場「ニューえぶりお」にして、2階のみで「食堂えぶりお」をやることにしたそうだ。なんか攻めてますね〜。

 「ニューえぶりお」は昼もうどん営業をしてるんだけど、天ぷらと小うどんがつくうどん定食も見逃せない。そして夜はもちろん単品で酒場使いもできるんだけど、なんといってもオススメは天ぷらのコースだ。「えぶりお」の代名詞である豆皿突き出し7種盛りは健在で、その後に薫玉ポテサラが出る。

 

 

 そしていよいよナス天から天ぷらの始まりだ。車海老、煮ごぼう天が出た後はアスパラカルボナーラソースでお口直し。

 

 

 そしてキス天、穴子天というラインナップだ。きょうは「サービスで1品」といってタラの芽も(もちろんすべてのお客さんに)。お腹の具合によりまだ天ぷらを食べたければ当然追加もできる。

 

 

 そして最後はうどんでシメ。ぶっかけ、明太かまたま、ざるなど7種から好きなものを選んでいいってことなのでぼくは明太かまたまにした。尿酸値を下げるザイロリックを飲んでるくせに、そういうプリン体メニューを頼むのはよろしくないが、今は数値も落ち着いてるし、薬もちゃんと飲んでるのでよしとしよう。この充実のコースが2650円っていうんだからたまらない。天ぷらを2つくらい追加しても3000円ってところだ。いいな〜。これ、いいな〜。マジいいな〜。

 

 

 それにしても3月にリニューアルしたばかりなのにみんなよう知っとるよね。きょうも18時の時点で満席。さらに2回転目も予約でほぼ埋まってるみたいだった。さすが「えぶりお」。最初に春吉にできたとき、ぼくはそのホスピタリティとか演出とかに大感動して、確か何かに「ここには繁盛店のヒントが詰まってる」って書いたけど、その点は今も変わらないなぁ。

 

 次にすぐ近くのLennox's(レノックス) cocktail & wineへ。以前も書いたたけどここは湯布院「玉の湯」の「ニコルズバー」に長く勤めていた方の店で、バーテンダーとしての知識や経験はもちろんだけど、シニアソムリエの資格ももっていてワインもたくさん準備してある。ぼくはきょうはグラスで赤ワインをいただいた。落ち着いた大人の店でありながら、オーナー川原さんが醸し出すいい感じのやわらかさがあってすごく居心地がいい。今晩のコース、オススメです。