この素晴らしい愛情で君を救ってあげるから、何も心配しないで、何もかも忘れてしまって、ほら、君は俺だけを見ていればいい。
こんなにも美しい愛を、君はきっと知らないだろうけれど、大丈夫だよ、怖がらなくていい、僕が君を愛してあげるから。
愛しい名前を唇に乗せて、乾いた舌がなぞっていく。
「アズマさんっ。奇遇ですね、こんなところで会うなんて!」
微笑みかけても、君はまだ笑ってくれない――でも、大丈夫、何の心配も必要ない。
僕が君を愛してあげる、君を満たしてあげるから、この愛情が朽ちるまで、僕が、僕が、僕が。
+++
ナガル