【入試志望理由】"ライフテーマ"から考える
前回は総合型・推薦型入試に向けた自己PRの棚卸しの仕方としてキャリア技法"ライフラインチャート"を紹介しましたが、今回は志望理由を"ライフテーマ"というメタ視点で考えたいと思います。ライフテーマとは、現代のキャリアカウンセリングの第一人者マーク・サビカスが提唱。変化の激しい社会においてはどこに所属して何をするかの前に、自分が人生で何をしたいと思っているのかに主軸を置く考え方です。サビカスはライフテーマをクライアントに再認識してもらうための5つの質問を上げています。それを噛み砕きつつ、私ならどう答えるか、それをどう志望理由に繋げていくか取り組んでいきたいと思います。Q1.尊敬する人物は?これはクライアントがなりたいと思うロールモデルを問う質問です。「小さい頃から」と接頭語をつけると、より根本的な憧れを問うことができるでしょう。私が答えるならこれは「五代雄介」でしょうか。…オタクがバレるかもしれませんが2000年に放送していた仮面ライダークウガの主人公の名前です。クウガは大人になって見返してもシリアスさや奥深さを感じる作品で、平成第一作ということもあってか怪人と戦う仮面ライダーは彼ひとり。元々暴力が嫌いな彼が戦うために力を使わなければならない孤高のジレンマを抱えながらも、周りの支えてくれる人のため笑顔を絶やさない姿は、子どもの頃からずっと心の奥底にあるヒーロー像です。Q2. 好みの雑誌、テレビ、ウェブサイトは?これはクライアントが普段どんな情報、環境、活動に興味を持っているかを知る質問です。現代であればYouTubeとかも含めて良さそうですね。私にとっては好きなアーティストのSNSや YouTubeです。新しい作品の情報が出ると、次はこう来たか!と進化を目にするのが楽しみですし、SNSで発信されるアーティストの何気ない日々の様子は、存在を身近に感じれて心の拠り所になっているなぁと思います。Q3.本や映画などで好きなストーリーは?この質問は、クライアントが自分の人生に求めているストーリー、例えば困難にはどう立ち向かっていきたいと思うか、気づきを与えてくれます。…これも僕の場合また仮面ライダークウガになってしまいますが、クウガが一度死に、復活して戦う話があります。前線で戦い命を落とす程の痛みを味わったのに、変身ベルトの力で復活してすぐ不完全な姿(普段は赤色なのに白色)でも戦いに行く姿は、自分が心身の調子を崩したりした後復帰する時に、頭に思い浮かべ励みにするイメージになっています。Q4.好きなことわざやモットーは?この質問は自分自身を奮い立たせるもの、あるいは戒めるものは何かを分かりやすくしてくれます。私はI am OK, you are OK.です。これはアメリカの精神科医エリック・バーンの交流分析理論に基づき、同国精神科医のトーマス・ハリスが1967年に出版した著書のタイトルであり、キーワードです。この自他尊重の言葉は、・自分に自信が無く誰かに頼りきりたくなる時 =I'm Not OK, You're OK・相手は間違っていて自分が正さなきゃと思いがちな時 =I'm OK, You're Not OK・もう我々はおしまいだと嘆いてしまいそうな時 =I'm Not OK, You're Not OKに軌道修正をしてくれるモットーになっています。Q5.幼い頃に印象に残っている思い出は?この質問は無意識に潜在している過去の経験に基づいた価値観に気づかせてくれます。私は保育園の年長の時のお楽しみ会の劇で、『ピーターパン』のフック船長を演じたのを思い出しました。控えめでいわゆるいい子タイプだった僕がなぜフック船長役に立候補したのかは、自分でも思い出せません。でも、「向いてないよ」と言ってくる同級生たちの声を跳ね除けてまでも劇の準備に励んでいたのは覚えています。(演技の練習をしたり、衣装や道具を作ったり)。(思えば、イケイケじゃないけど自分にあった音楽性でライブ活動をしている今に通じるものがあるかもですね)これら5つの質問から見える私のライフテーマは何でしょうか。例えば「困っていたり孤独を感じていたりする人に何気なく寄り添い、その人ならではの可能性を引き出すこと」とまとめられそうです。思えばこれまで教育や対人支援領域で働いてきましたが、上から教え込むような仕事や、計画やプログラムにきっちり当てはめ人を引っ張るような仕事を避けてきたのは、上記のライフテーマが根底にあったからかもしれません。大きな括りの分野選択の中から、自分がしたいこと、したくないことを絞ってくれるのがライフテーマ。あなたのライフテーマを、よかったら私に聞かせてください。初回無料相談受付中です!メールtransit.youthwork1995@gmail.com公式ライン@774lhvpyX,instagram@transit_youth※参考文献https://pmaj.or.jp/online/2301/message5.htmlhttps://kokoro.mhlw.go.jp/e_transaction/data/e-learning.pdf