現在、ホテルにて絶賛隔離中。

 

帰国を目前に控えた私が、よく口にしたこと。

「日本で落ち着いたら、プレモル飲みながら、焼き鳥つついて

プロ野球中継を、だらだらとみたーい。」

 

日本帰国後の夢想。

つまり、PCR検査などの関門で無事帰国できるか不安な状態からの、現実逃避だった。

 

それが、昨日、あっさりと叶った。

まだ隔離中で落ち着いてはいないけれど。

 

うれしい、というか、こんな簡単なことだったのか、という感じ。

そりゃそうよね、平時だったら。

日本に入国して、コンビニ行って、TVつければ事足りること。

それが、「夢想」と表現するほどに遠いことだと思っていた。

やはり、PCR検査、隔離もろもろは相当なハードルになっていたんだなと実感。

 

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引越し②の翌日の朝。

 

まずはハウスクリーニングに向かう。

清掃会社さんとは9時のアポイント。

開始前に大家さんも来てくれることになっている。

清掃会社にいろいろ直接伝えたいらしい。

 

朝、ホテルからフラットへ移動。

自分たちの荷物のなくなったフラットを見るのは不思議な感じ。

もう自分たちの家じゃないのね。としみじみ。

 

清掃会社さんは時間通りにピンポン。

代表者が駐車してる間に、作業員さんたちが、道具をどんどん運び入れる。

ラダー(はしご)、洗剤、ヘンリー(業務用掃除機)は、まあ想像の範囲内。

ただ、粗大ごみが入っているような、大きな黒いごみ袋を、

どさっ、どさっと、いくつもおいていくのには、びっくり。

 

どんな秘密兵器?と思ったけど、なんのことはない、中身は古タオルの山。

あら、昨日大量に捨てたタオル、進呈すれば有効活用してもらえたかも。

と、つまらないことを考えてみる。

 

と、つまらない観察ができたのは、ただ単に手持無沙汰だったから。

代表者も、大家さんもこない、こない。

片方が来たらもう片方が外してたりで、そろうのに2,30分かかった。

 

代表者が外しているときに、電話で大家さんからの伝言(指令)が。

「キッチンのバルブ(電球)の一つ、割れちゃって外せないでしょ。

もしできたら、彼らに(清掃会社に)お願いしておいて」

 

げっ、なんでそんなこと知ってんの??

 

実はこの件、インベントリーチェックアウトの時に、

インスペクター同席の時に報告しようと思っていたのよね。

 

(参考)経緯**********(飛ばしてOK)

入居の際、キッチンのバルブが一つ切れているとインベントリー書面に記載があった。

なので、バルブは一つ切れた状態でチェックアウトでOK、だった。

 

しかし、直前にもう一つ切れているのを発見。

キッチン照明だけはなぜかかなり明るくて、切れたのに気づかなかったらしい)

wilko(格安日用品ショップ)に買いに行くも、このタイプはなぜか2個セットのみ。

他でばら売りを探すほどの話でもなく、そのまま2個購入。

 

それなら当然、最初から切れていたほうも変えといてあげようと。

英国のバルブなんて日本で使い道ないし。

切れた電球を外そうと回してみたら、あれ、なんか妙に固いぞ??

よく見ると、根元にちょっとクラック(割れ目)が入ってる。

 

嫌な予感がしつつも、もう少し回してみたら・・・

電球の根元と豆電球を残し、外側のカバー部分だけが割れて私の手の中に!

うわあああ、と思わず声が出て、仕事中の彼が飛んできた。

 

彼にも試してもらったけど、外側がなくっちゃ、どうにも回せない。

軽い親切心のつもりが、裏目にでちゃったみたい。

経緯ここまで**********

 

でもさ、彼らって清掃会社なのよね。

修理屋さんじゃないのに、そんなこと頼んでいいのかしら?

大家さん、すごいアイディアだなあ。

 

反面、「大家さんからの依頼」となれば、こちらから頼みやすいのも事実。

直してもらえれば、インベントリーチェックアウトの心配の種が一つ減る。

もしできれば、と丁重にお願いしておいた。

日系の会社のため、日本語でお願いできるのが、なんともありがたい。

 

その後、ようやく、大家さんと代表者がそろった。

窓の外し方とかを代表者に説明したりしている模様。

ここは彼らが直接英語でやりとりしてもらえるので、負担がなくてよい、よい。

大家さんと清掃会社もコンタクトナンバーを交換し、何かあったら直接やりとりするらしい。

助かりますわ。

 

これでようやく事前打ち合わせ完了。

終了予定は15~16時。

15時以降は滞在先ホテルか、フラットの近くにいるようにする、と約束。

私たちはそのままPCR検査へ。

 

・・・・

 

前々回前回の記事の通り、ハロッズから意気揚々とホテルに戻った。

時刻、15時過ぎ。日本人だねえ。

 

その間に、戦利品たちをスーツケースに詰めたりして過ごす。

 

が、連絡がきたのは結局17時前。

30分程度で終了予定とのことなので、準備してフラットに向かうことに。

この日は天気が変わりやすく、ちょうど大雨。

フラットにつくころには、びしょぬれに。

 

ここでも、スタート前と同様、結構待つことに。

理由は

バスルームがまだ掃除中で、その隙に・・・

 

・代表者が車をとりにいったきり帰ってこない

・一度現れた大家さんも家に戻ったきり帰ってこない

 

別にいいけど、こうゆうものなのかしら??

 

代表者が先に戻ってきた。

「キッチンのバルブ、変えられましたよ」

見ると、渡しておいた新品のバルブが光を放っている。

わー、助かる。

お願いしてみるものね~。

大家さんの作戦勝ち(笑)

 

引き続き、ちょっと雑談。

「これってインベントリーチェックアウトするんですか?」

え?インベントリーチェックアウトがない、なんてことあるの?

 

聞くと

大家さんがハウスクリーニングに立ち会うことはあまりないようで、

ここまで立ち会って、清掃後もチェックするから、インベントリーしないのかもと思ったとか。

いろんな形があるものらしい。

 

その後大家さんがやってきて、一緒に部屋をチェックさせてもらう。

クリーニングしたカーペットが乾ききっておらず、靴下がなんだかしっとり。

家具たちも、脚にアルミホイルがかぶせてあった。

 

大家さんがこだわっていた窓。

ピッカピカになっていた!

この日は湿度が高めで結露していたけど、翌日チェックアウト時、ピカピカでびっくり

 

あと、びっくりしたのが、お手洗い。

チェックイン時にすでにインベントリー書面に記載のあった、内部にこびりついた汚れ。

もともとあったものなので、落とす努力すらしてなかった。落ちるわけないし~と。

なんと、跡形もなく、落ちてる!

うわー、だから時間がかかったのかな。

気づいたときには作業者さんたちは撤収後だったので、お礼が言いきれなくて残念。

 

ハウスクリーニング、ちゃんとやってくれるのか心配だったけれど、

やっぱりプロは違いますな~。

キッチンのホブやバスルームの壁、わざわざ掃除しておく必要なかったかも。

 

このハウスクリーニング、日本でも賃貸住まいだったら、利用したいな、とも。

だって、敷金返ってくるかどきどきするくらいなら、クリーニングしちゃったほうが気が楽かな、と。

 

しかーし、今回のハウスクリーニング費用

なんと、

900ポンド (13万5千円くらい)!!

 

うーむ、義務でなかったら、ちょっと考えちゃう金額だわね。

 

しかも私たちの場合、ハウスクリーニングは自己負担。

PCR検査関連も自己負担だったし、帰任手当、足出ちゃいそうだわ。

トランクルームに保管の家電がいくつか壊れていたら、完全にアウト

 

話がそれました。

 

ただ、仕上がりは現時点では100%満足。

あとは、インベントリーの結果次第だな。

大家さんが納得してくれればそれで万事OK。

 

天気が回復したので、いつもの公園に寄ることに。

 

彼のお気に入りの噴水

 

おや、見慣れぬ鳥さんが。置物みたい

 

そして、いろんな動物たちが姿を現してくれた。

 

私のお気に入り、緑のカモさん

 

 

大きな鳥の声が聞こえたので見上げると。

 

なんと孔雀さんでした。

 

声を出して気づかせてくれたのかしら

 

先ほどの鳥さんも、再登場

 

ダッチガーデン

 

SNSで見かけた構図を真似してみたけど、真似しきれず・・・

 

 

ロンドンでこいのぼり

 

そういえば、この日はこどもの日だったなあ

 

 

お気に入りのししおどし

 

つつじも

 

 

この日は天気も変わりやすく、寒かった。

なので、ほとんど歩く人の姿もなく、ゆっくりと散策。

 

いつもは混んでいる滝の周辺。

ゆっくりと写真がとれました。

 

 

いつものルートだと、もう少し奥までいくのだけど、

この日は先ほどの雨で道がぬかるんでいそう。

この国の公園、「森」だからさ~

ここまでで切り上げることに。

 

京都庭園に一礼して、公園をでる。

いままで楽しませてもらって、ありがとー!