前の記事に続き、アロマテラピーを活かした新型ウイルスへの対応をシェアします。ウイルスの活動を抑制する「抗ウイルス作用」を持つ精油をどうチョイスするかですね。
ウイルスも様々なタイプがありますが、コロナウイルスは、エンベロープという膜に覆われたウイルスだそうです。
エタノールによる手洗いなどが有効とされるのは、その膜をエタノールが破壊するためです。
ですが、強力な濃度のエタノールで殺菌すると、前の記事にも書いたように、手のひらには他の菌が繁殖しないように、乳酸菌などの常在菌が住んでいますがそれをも破壊したり、皮膚を保護している油分を奪って余計に感染しやすくなる可能性もありますよね。
また、お子さまや敏感な方にはエタノールによる刺激は厳しいものがあります。
精油は、ティートリー＋ラベンダーであれば、比較的穏やかに作用しますし、穏やかとはいっても、膜を破壊してコロナウイルスの働きを不活性化するパワーは期待できるかと思います。
強めに作用することを期待するなら、ユーカリのラディアータ種を追加してブレンドするのもよいでしょう。主な化学成分である1.8シネオールが有効とされます。
更に強力にするには、ローズマリー、タイム、シナモン、クローブなどのスパイシー系の精油を使うと良いですが、肌刺激があるので、お子さまには、芳香浴にとどめたり、慎重に使う必要があります。大人でも敏感な方には必ず充分に希釈して使いましょう。
ただ、今回は新型ウイルスなので、どんな精油が効果的かは未知数なところもあります。ですから、濃度が濃すぎないように注意しつつ、様々な精油を組み合わせて使うことも必要かと思います。
なぜなら、抗ウイルス作用といっても、精油によって、その作用の仕組みや持ち味となるエネルギーは様々だからです。
ウイルスを覆う膜の機能を阻害して不活性したり、侵入した細胞の中で増殖するために自己複製するプロセスを阻害したり、作用する仕組みが様々です。
分かりやすく例えて言うなら？精油によって違うタイプの妖精、ポケモンとも言えるのです。
既知の風邪やインフルエンザならティートリー単独での対応も可能と思いますが新型ウイルスには、
含まれる成分が異なる精油をいくつかブレンドして＝チームを組んで多角的に対応した方がオススメと言えるでしょう。
さて、ユーカリのラディアータ種と同じく、スーッとする香りの成分1.8シネオールをたくさん含む精油をもうひとつシェアします。
以前は、ラベンサラ、と呼ばれていましたが今は慣用的に間違って別の精油と取り違えていたことがわかり、ラヴィンサラとかラヴィンツァラと訂正されています。
別の精油の名前なのですが、名前を取り違えていただけなので中身は同じ(笑)。Ravintsaraとは原産地のマダガルカル語でよい葉っぱという意味だそうです！
ウイルス不活性化、免疫力サポート、鼻水やたんなどの粘液を排出するサポートに優れており、とてもオススメです。
でも、ヤングやドテラにはない？とお嘆きですか？
実は、ヤングにRavenというブレンド精油があり、好きな精油です。
これはラヴィンサラが主成分。名前もラヴィンサラのRavensaraから取ったと思われますね。本当はRavintsaraだったわけですが。
左のボトルにあるRavensara aromatikaという学名は以前の取り違えていたもの。本当の学名はCinnamomum camphoraだそうです！カンファーと言えば日本のクスノキもそう、確かにそっち系のスースーする香りですね。
他にもレモン（抗菌）、ウィンターグリーン、ペパーミント、ユーカリラディアータ（抗菌、抗ウイルス）がブレンドされており、とても良いですね！
この1.8シネオールの豊富なラヴィンサラまたはユーカリラディアータと、
有効成分のテルピネン-4-オールを豊富に含むティートリーをコラボさせると
違う側面から、抗ウイルス作用を相乗効果で発揮してくれるというわけです。
ここに作用を穏やかに緩和＝調和しつつ、ブレンドのチームワークを強固にするラベンダー精油をコラボさせるとよいでしょう♪
なお、ティートリーはウィルスの他にも、細菌や真菌（カビ）も含めた、多種多様な微生物に作用することができる特性を持ち、しかも、免疫力サポートもパワフルです。
真性ラベンダーやベルガモット（光毒性あるため肌使用は避けて）にたくさん含まれる、リナロール成分は香りも優しく、作用も穏やかでありながらも、しっかりと抗ウイルス作用や免疫活性化作用もあるのでお子さまなどの感染症対策にはぴったりなのですが、
今回は新型なので、刺激が強すぎないように、ブレンドのコラボによる波状的な作用を仕掛けていくことが有効かと思われます。
ウイルスも変異して進化するので、この精油のこの作用には耐性ができていたとしても、他の精油の作用で効果を上げることができると期待できるでしょう。
そんなイメージで錬金術師となって精油をブレンドするのも楽しいですよ♪
もちろん、香りも活かして心身のケアをして整えていくと効果が高まるでしょう。睡眠不足を解消したり、たまった疲れやストレスを解消したり、心身の冷えを解消したりして、
病原体への免疫力を高めることが感染リスクを下げることにつながりますね。
感染症予防のために大事なことをもうひとつ、
そもそも鼻呼吸していれば鼻のフィルターで簡単にはウイルスなどは侵入しないようになっています。口で呼吸していると、入られやすくなりますから、まず鼻の呼吸に変えていくことからです。
騒ぐより、当たり前だけどサボっていたことを見つめ直して、心や身体に気を配り、不安を感じ過ぎるような報道は避け、身体の防御機能が
ちゃんと働ける心身の状態を保っていきましょう。
昔に流行ったサーズSARSも、重症の肺炎で死亡した人の多くは高齢者や
心臓病や糖尿病などを以前から患っていた人でした。
今まで以上に、自分の免疫システムが本来のパワーを発揮できるような生活のあり方や生活環境を見直すことが大切になるでしょう。
やみくもに不安になると、免疫力は下がりますから情報を集めるのも大切ですがマスコミの流す情報に振り回され過ぎないようグランディングして対処しましょう。
具体策としては精油をブレンドしてディフューザーで芳香浴したり
植物油で希釈してデコルテやリンパ節や背中などに塗布したり、お子さまなら足裏に塗るとよいでしょう。
なるべく人混みは避けて外出時はマスクに精油を1滴垂らしたり、マスク用のスプレーを作っておくのもオススメです。
ご参考になればさいわいです。新型ウイルスを撃退しようとするより、精油コラボの錬金術を駆使する魔法使いのあなたを楽しんじゃいましょう♪
レイキ伝授、施術、スピリチュアルアロマを學ぶアロマエンライトメント（R）講座をさせていただき、全国巡業＆巡礼の旅を続けて参ります。
☆東京1/31～2/2
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札幌・旭川・美瑛、福島・仙台、東京、京都、倉敷、福岡、長崎などで施術しております。全国どちらでも条件と日程を調整して参りますのでお問い合わせくださいね。
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