みなさんは、北海道に在日米軍基地がないのはなぜか、と疑問に思ったことはありますか。

 

 内田樹(凱風館館長)さんが中日新聞(2024年4月7日)に、こう書いています。

 

 戦後の在日米軍基地はソ連侵攻を想定して配備された。ソ連から一番遠い沖縄に基地が集中している。ソ連軍に蹂躙されてた後も米軍主力は無傷で残る。

 日本の左派は、「米国が始める戦争に巻き込まれるリスク」を語るけれど、ホワイトハウスは、むしろ「台湾や韓国や日本が偶発的に起こした対中戦に米国が巻き込まれるリスク」を憂慮している。

 

と。

 そして、「日米安保条約は一方の締結国が宣言すれば1年後に自動終了する」ことを紹介し、タイトルは「日米安保条約が廃棄される日」となっていた。

 

 これまで、米国から安保を廃棄する話は聞いたことがない(不勉強!)が、ソ連侵攻で沖縄が無傷はありえるのか、ちょっと気になった。