佐渡に行ってきました。
子どもの頃から祖父母に会いに定期的に訪れていた島ですが、大人になってからはだいぶ縁遠くなっていました。
たいした興味もなく40年近くすぎましたが、近年地学的なことに興味を持ち、ちょっと調べてみると佐渡は非常に興味深い島であることに気づきました。
そんなわけで、今回は2泊3日。
真野湾にあるキャンプ場に泊まり、金山、化石など博物館に行ったり、浜を歩いたりしながら、日本海の成り立ちを学んでみたいと考えました。
2024年に世界文化遺産に登録されたせいか、お盆のためなのか、新潟の佐渡汽船フェリー乗り場は大変な混雑でありました。
新潟港の海は内陸からの土砂が河口に運ばれてくるのでいつも茶色い。
佐渡の海は青くて美しい。
両津港の佐渡ジオパークセンターで、真野湾沿岸部のポイントについて教えていただき、バスで国中平野を経て真野湾側に向かいます。
佐渡島も含め、日本列島はもともとユーラシア大陸の一部でした。
太平洋中央海嶺からプレート運動で運ばれてきて、大陸に沈み込んだ付加体がそもそもの日本列島の『もと』。
その後、大陸の東端が割れ始めて大陸から離れていき地溝帯(大地の溝)を形成し、水が溜まり淡水湖となりました。このときの地溝帯での活発な火山活動により、金銀鉱床ができた(浅熱水鉱床)。
この淡水湖は広がり続け、ついには太平洋とつながり、日本は独立した島弧となる。
佐渡島は、日本列島が島弧となった過程でいったん海の底に沈み、その後の隆起で島となったのでありました。
徐々に隆起したことがわかる段丘↓
大須鼻の活断層。
地震のたびに大規模な隆起を繰り返してきた島の歴史が大地に記録されています。
佐渡の地層が古生代、新生代とバラエティに富んでいるのは、その成り立ちによるものです。
佐渡博物館。
新生代の佐渡の海に住んでいたと考えられる哺乳類のイメージ。
左上のカバみたいなパレオパラドキシアは東日本の海岸線の博物館にはどこでもいるなという印象。
佐渡では臼歯が見つかっている。
多様な岩石が島の成り立ちとともに展示されていて、分かりやすい。
新生代のメガロドンの歯。でかい。
同じようなサイズの歯が赤泊村郷土資料館にも展示されていました。
早めにキャンプ場に移動して、テントを組み立てて、夕方は海を眺めてのんびり時間を過ごしました。







