朝から快晴。

ドイツで天気予報を見たときはずっと雨予報だったので、まったくもって運がよい。


豊肥本線に乗って、熊本に向かいます。

ICカードが使えないという不測の事態でしたが、小銭があってよかった。


カルデラ外輪を超えてゆくため、何度かスイッチバックを繰り返して高度を上げて1時間ほどで南熊本に到着しました。



この日のメインイベントは、御船町恐竜博物館。

熊本市街地からさらにバスで40分ほどの山のなかにあります。


入場料大人500円。オーディオなし。


この地域は、御船層群と呼ばれる白亜紀後期の地層が岩石の違いによって三層に区別される。

これが褶曲し、外側から中央に向かい、基底層(最下層)、下部層、上部層。


御船町を化石の町にしたミフネリュウは、中生代白亜紀の獣脚類(Tレックスみたいな肉食恐竜のなかま)。御船町では、このミフネリュウの歯が上部層から見つかっています。

尖った形状、片側にはギザギザのセレーション。

肉を食いちぎることに特化した肉食恐竜の歯でありました。



ミフネリュウは全然関係ないですが、トリケラトプスの成長展示↓

成長と共に角が後方から前方に反っていきます。

威嚇から戦うための武器に変化しているのかな?

幼体から成体に成長する過程で頭部後方の骨にフリルが付き、これが成長とともになくなっていく。


2023年ミュンヘンのミネラルショーに展示されていたトリケラトプスのツノも前に沿っており、頭部後方の骨にフリルがない成体↓


ベルギーの博物館にもありましたが、特に群れで生きる生物にとって、幼体は成体のミニチュアではないのです。

哺乳類にも共通するのは保護欲をそそる大きな目玉だったり、なにかしらの特長をもって群れのなかで守られるべき幼体であることを示しているのが生き残るための戦略だったりするようです。




満足して一歩外に出ると、外は暑い。

ぎりぎりまで博物館にいればよかったと後悔しながら、バス乗り場で熊本行きのバスを待ちました。


そして、この日は博物館ハシゴしました。


熊本博物館。

熊本城と同じ敷地内にあります(徒歩20分くらいかかるらしいけど)。

https://kumamoto-city-museum.jp/

入場料大人400円。オーディオなし。


地学コーナーはせまいけど、熊本全体の岩石や地層を効率よく学べたので行ってよかった。


9万年前の阿蘇山噴火の火砕流は海を渡って島原半島まで流れたのだそうです。

私の旅は島原半島へ続いていくので、ますます楽しみ。



それにしても、説明文が全部読める博物館とはストレスがなくて素晴らしい。

ドイツに戻ったら読み書きはまた勉強し直そうかなと思ったりしました。



明日はいよいよ化石島へ上陸です。