嵐のような3ヶ月が終わり、ついに仕事最終日をむかえました。

ドイツのお国柄を考えたら、そんなに無理して頑張る必要などないはずなのに、キリの良いところまでがんばってしまったり、がっつり引き継ぎ書を作ってしまう自分は日本人ぽい気がしました。


それにしても、この程度のオーバーワークで3ヶ月も休めるなら安いものだなと思う。


最後の数日は同僚が会いにきてくれたり、なんだか退職する人みたいでした。

やさしい同僚に恵まれて大変ありがたいものです。




そんなかんじでバタバタと最終日を迎え、いよいよサバティカルスタートです。


フライングで金曜日はお休みを取り、夫と2人でシュトッガルトで小旅行を楽しんできました。


金曜日はチュービンゲン(Tübingen)の大学施設にある化石コレクションをみに行ってきました。

1人では何度も来ているけど、夫と2人できてみたかったのです。


入り口の階段からテンションがあがります。

頭から突っ込んで堆積し、化石化した3D魚竜↓


この部屋は先カンブリア時代から新生代までの化石が順番に展示されています。

貝類や腕足動物、アンモナイトなどが学名とともに所狭しと飾られているので、自分て見つけた化石を同定するのにすごく助かる。



翌日はチュービンゲン近郊のジューンブッフ自然公園(Schönbuch nature park)にあるGeologischer lehrpfad Kirnbachtal(地学学びの路)を歩いてきました。


三畳紀後期の泥岩、砂岩が露出するこの公園は、露頭が大変美しい。


とくに化石は見つからなかったけど、歩いているだけで楽しかったです。


30度越えの夏日だったので、とても暑かったけど、久しぶりにのんびり2人で歩いて楽しかった。


汗びっしょりでホテルにチェックインして、熱いシャワーを浴びるまでは大変充実した気分でありましたが、太ももに巨大なマダニが踏ん張っているのをみて気が遠くなりました。


薬局でマダニ用鑷子を購入し、夫にとってもらいましたが、しばらく共存していたのかと思うとやっぱり気持ちが悪い。


感染とかしていないとよいのですが。。



ハイキングあとのコーヒータイム。

生クリームとバニラアイスの乗ったドイツ式アイスコーヒーにもしばらくお別れであります。