アルトムールタール3日目。
豪雨で目が覚めました。
朝方どうしようもないくらい土砂降りだったけど、8:00にホステルを出る頃には少し雨もおさまり始めた。
それでも、多少の雨など関係ないのです。
レインジャケットを着て、もちろん決行。
この日は、一般公開ではない場所での採掘。
アイヒシュテットの近くの村にある石灰岩採掘場へ向かいました。
本日1箇所目↓
アイヒシュテットとトロイヒトリンゲン(Treuchtlingen)の間のこの地域ではジュラ大理石が採掘されています。
大理石は石灰石の変成岩であるため、岩石の種類としては1日目、2日目の採掘場と同じですが、アンモナイトやべレムナイトを含んだ変成岩がごろごろしていておもしろかった。
変成岩とは高温高圧の変成作用を受けて形成されるので、鉱床が形成されやすく、この採掘場には様々な方解石の結晶がごろごろしていました。
わたしの収穫は、方解石で置換されたアンモナイト(下の写真)、二枚貝、鉱物、小さなべレムナイト。
ポジの部分は砕けたのか、誰かが見つけて持って帰ったのか。とにかくでかいアンモナイト↓
雨のなかパンを齧り、2箇所目に移動。
こちらは鉱物は少なめで、べレムナイト、ウニの化石がごろごろ。
つるりとしたウニとべレムナイトをゲット。
とにかく硬い岩石だったので、ハンマーはほとんど振らず、風化して転がっている化石をメインに探しました。
3箇所目(1、2、3はほとんど同じエリアにありました)。
最後のポイントはべレムナイトの数が半端なかった。この大きな岩の上にごろごろとべレムナイトが入り込んでいるのです。
難点を言えば、べレムナイトは折れやすいので、このように岩石に入り込んだものを割らずに綺麗に取り出すのは至難の業でありました。
あとは、このギザギザのついた可愛いウニ。
つるりとしたやつとは種類が違うのだそうで、こっちのほうが可愛い。
たっぷり堪能して15:00頃に帰途につきました。
疲れたけど、すごい充実した時間を過ごすことができました。
次回の採掘旅行が楽しみです。