ハノファーの義父宅は、写真上映会を除けば大変自由度が高く(放置ともいう)、且つご馳走三昧であります。


ちなみに朝と夜はパン。昼がメインという食事構成なので胃には意外とやさしい。


下の写真は全てランチです↓


わたしは集団行動が苦手で、1人の時間がないとすごく辛い。

実家でさえそうなのだから、義実家で24時間他人と一緒はものすごいストレスなのであります。


今回は、義実家→義父宅→義実家という9日構成であるため、ちょこちょこ1人で息抜きさせてもらいました。



2日目の午前中は、銀行に行く義父と夫にくっついて出かけ、現金をおろしたら解散。

そのまま車でアジアショップに向かいました。

12/29にまた義実家に戻るので、冷凍餃子の皮や巻き寿司用ののりなどお土産を買い込んだ。


アジアショップから戻るとすぐにランチ。

昨日煮込んだケール、豚肉、ソーセージ。

マスタードと肉汁が染み込んだケールはすごく美味しくて、2杯目もおかわりしてしまいました。



16:00ごろ。
義父宅から2kmの距離にライプニッツ(Leibniz)のアウトレットがあるので、散歩を兼ねて1人で出かけてきました。
味気ない工場のようなつくりのアウトレットには市販のお菓子が半額以下で販売されています。



この日の戦利品は、雑穀チョコパフとドライいちごのホワイトチョコ(ライプニッツ関係ない)。



義父宅に戻り、夕食前にまた続きの写真スライドショーでノルウェーのオーロラをさらに1時間鑑賞。前日から3時間以上にわたる北欧旅行とオーロラの大上映会でありました。


どのように編集されようとオーロラはオーロラなので、例えナショナル・ジオグラフィック編集の特番でも映像だけなら30分が限界ではないでしょうか。

ネイチャーチャンネルならぼーっとみてられるけど、義父宅では相槌を打ちながら質問を挟みますし。

なんにせよ、がんばった。わたし。



夕食後もさらに写真上映会へ突入するのかと思いきや、テレビでネバーエンディング・ストーリーを放映していたので助かった。

ものすごく見たいアピールをして、みんなで鑑賞しました。



子どもの頃大好きだったミヒャエル・エンデの本のなかでも『はてしない物語』はだいすきな本でありました。『モモ』もすきだった。


ただ、大好きな作品の映画化が期待値を上回ることはほぼなく、目が笑ってないファルコーの顔面には大変ショックを受けたものでした。

アトレーユと幼心の君はイメージどおりだった(バスチアンはそんなに好きじゃなかった)。


あの『はてしない物語』をドイツ語で見れる日がきたことに感激しながら、最近ではおよそ映画を最後まで見れない私がラストまで楽しめました。



この日の発見。

その1:  ドイツ語版のファルコーはフクアー(Fuchur)だった。Falkorは英語版の名前。

さらに彼は白いドラゴンなんだと思い込んでいましたが、違うみたい。

顔は犬、体は爬虫類のようでもあり、羽も翼もないのに飛行可能な大変興味深いファンタジーないきものでありました。


その2:  ドイツ語版のテーマ曲は静かなメロディだけの音楽で、あの有名なリマールの主題歌は流れない。英語版のみらしい。


その3:   ハリウッドだと思っていたら、オリジナルはドイツ人監督・脚本のプロダクション(言語は英語)だった。

ただし、2と3は完全にハリウッド寄りでエンデの世界観はない。



オルデンの石の海はなんだかエンデの世界観がありました↓


2023年は、はてしない物語をもう一度読んでみようかな。