フランクフルト2日目。

 

前日の15:00から寝ていたので、さすがに6:00前に目覚めました。

8:00過ぎにチェックアウトして、ゼンケンベルク博物館に向かいます。

 

ホテルから博物館までは徒歩30分。

せっかく都会に来たので、高層ビルを眺めながら歩いて博物館に向かいました。

 

高層ビルをよしとしないドイツという国にあっては、フランクフルトは例外的な『大都市』、というイメージです。

新宿みたい↓

 

 

9:00開館の少し前に到着。

わたしの他には2組の家族がいるだけでした。

 

入場料12ユーロを支払い、入館です。

誰もいない博物館て素敵。

 

前回は人がいて写真が撮りにくかった恐竜の卵。

どんな巨大な恐竜も卵はサッカーボールほどしかないらしい、とナイト・ミュージアムの学芸員さんが言っていたのを思い出しました。

 

誰もいないうちにいちばんのりで海の化石コーナーへ。

前回は腹部に何がいるのか分からなかったイクシオソラス↓

 

よく見たら赤ちゃんイクシオソラスが隠れていました。

 

 

人が少ない朝のうちに一階の化石展示を見て周り、カフェで一息ついたら2階・3階へ移動。

 

3階は動物剥製と海の生物。
深海生物の部屋は真っ暗で、暗闇に浮かび上がる色素のない白い生物たちは神秘的でありました。
 
ただ、真っ暗ななか興奮したこどもが走り回っていて危なかった。
ドイツの親は基本的に子供をコントロールするような教育をしない印象ですが、他人に迷惑をかける行為はちゃんと注意してほしいな、といつも思う。
 
 
そして2階は昆虫、両生類、爬虫類、鳥類というラインナップ。

 

 

両生類、爬虫類から恐竜を挟み鳥類に移行するフロア構成は秀逸でありました。

 

羽毛に覆われた獣脚類・ドロマエオサウルスの存在が確認されたのはそんなに昔のことではなく(1998〜2003)、中国で羽毛付きの化石が見つかる前は爬虫類の皮膚が想定されていたのだそうだ。

この発見により、獣脚類の再現図は上から下のように変わったのでした。

オーディブルで聴いていた知識ではありましたが、博物館の説明はやっぱりわかりやすい。

 

始祖鳥を挟み、最後は現生に生きる恐竜、鳥類の剥製。

鳥の足がこわくて鳥類はそんなに好きでないので、早足で通り抜けました。

 

 

開館からじっくり堪能できたので、満足して14:30に博物館を後にしました。

 

せっかくフランクフルトまで来たので、中央駅まで歩いて戻る途中の中華麺レストランでランチ。

よくばって、麺と水餃子を両方頼んでしまいました。

肉汁たっぷりですごく美味しかった。

 

 

さよなら、フランクフルト中央駅。

久しぶりの大都会でありました。

 

予約したフランス行きの列車がストライキのためキャンセルになるというアクシデントがありましたが、早めに駅に着いたので代わりの急行もさほど混んでおらずスムーズに帰宅できてよかったです。