『文庫旅館で待つ本は』名取佐和子
ペンギン鉄道で初めて知った作家さん、名取佐和子さん
なんとも不思議な世界観、
ありえへんやろ、なのに、どこかにあるんちゃうか、
と思わせてくれるお話の世界に再度没入
やっぱりちょっと都合がよすぎる設定もあるんだけど、まぁ小説ですからね
図書室のようなスペースのある凧屋旅館の若女将とお泊り客との一期一会を楽しみつつ、
これからどう連作になっていくのかな~なんて
かる~く思いながら読み進めていってたんだけど、
途中から え・・・ あ・・・ と
展開がどんよりしてきて最後は苦しくてちょっと
おあとがよろしくありませんでした
ペンギンさんの気楽さと違って、根底にあるテーマがちょっと重かったな…
この本を携えて、4年ぶりの旅行に出かけました
コロナで緊急事態宣言が出て以来、実家へ帰る以外、初のお泊りおでかけです