開会式の翌日から連続5日間の熱い戦いは
終わってみれば、本当にあっという間でした
1点1点を、命をすり減らして奪い合う競技です。
一瞬で変わる戦況を瞬時に組み立て直し、
戦略を共有して激しくぶつかり合いながら秒単位のタイムコントロールをしています。
荒々しくて緻密。
そんな競技の奥深さが、初めて見た多くの人の心を鷲掴みにしたのかもですね
そして、戦い終えた日本チームは本日、解散。
息子も2週間ぶりに家に戻ってきました❣️
仕事から戻ると、ベッドに横になってる息子が。
「おかえり。がんばったね」って声をかけると、満面の笑みで「いろいろ、ありがとう」
って言って、握手
そして、メダルを私の首にかけてくれました。
『メダルを見たら泣いちゃうかも』って思ってたけど、その重さにびっくり
「重っっ💦」って大騒ぎして涙は忘れました
まずは、ごはんそっちのけで記念撮影(笑)
メダルには、視覚障害者のために
点字でも 「TOKYO 2020」が刻まれ
側面とリボンに、○○○の突起があります。
(○が金 ○○が銀 ○○○が銅)
リオの時は、パラメダルは振るとカラカラ音がするよう工夫されていたようですが、今回はずっしり重い板状です。重さを測ったら450g
金、銀はもっと重いみたいです
表彰式や会見の時、首が疲れたって言ってました(笑)
そして、よくよく見ると、側面に刻まれた文字。
競技名が刻まれているんですね。
全競技同じだと思ってたので、驚きました
まだパラリンピックは熱戦が続いていますが、
私たちの緊張とドキドキの日々は、一旦落ち着きを取り戻し、また次の目標に向かってスタートします。
銅メダルが決まった瞬間の息子の号泣は、
悔し涙だったようです。
ほっとして、我慢していたものが堰を切ったのでしょう。
最高の先輩たちと金メダルを手にすることができなかったこと。
コートに立っても、十分な貢献ができなかったこと。
パリまではあと3年。あっという間です。
メラメラ燃える炎が、勢いを増していくよう
エネルギー補給担当として頑張ります
厳しい状況下で、大会開催に尽力されている
全てのスタッフの方に感謝いたします。
そして、家族のように心から応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました❣️
しばらくは、直前ウラ話や、息子からの情報などを投稿していきますね