私は人の何氣ない言葉に反応し
落ち込むことがあります。
ある時、
その出来事を友だちに話した時、
「本当にそれは正解なの？」
「本人に確認したの？」
と聞かれました。
私、これまで本人に聞いたことないんです。
私の心の中で、
その時の表情・しぐさ・表現の仕方などから
私がそう察しただけでした。
ひょっとして私の勝手な解釈だったかもしれません。
でも、そう解釈した事で、
私は心が元気ではなくなりました。
自分に自信がなくなりました。
それが事実であったなら
悩んだり落ち込んだりしたらいいのに、
事実かどうかもわからないのに
悩んだり、落ち込んだりは
時間もいのちももったいなかったですね。
察する文化の日本です。
看護師をしてきた私は
患者さん思いを察することは大事と学び、
看護の場面だけでなく、
日常も察することが常になっていたんですね。
自分の解釈でなく、
事実はどうか、
相手に確認してみることって大事だな、って思いました。
ふだん私たちは言葉を用いて
人とコミュニケーションをとって、
人間関係を創っています。
言葉には「言靈」と言われるように
靈が宿っていると思っています。
たかが言葉、されど言葉。
発する言葉によって人に元氣を与えたり、
勇氣を与えたり、
優しい氣持ちになれたり、
癒されたりすることもあれば、
悲しみや怒り、
心を傷つけたり、
自信を失わせたりして、
相手のエネルギーを奪う武器にもなり得ます。
発する言葉にも責任を持って
発したいと思いました。
そして、発する言葉には
常に相手への愛、感謝、思いやりのある言葉に
心を添えて発したいと思いました。
「和顔愛語」
私の大好きな言葉です。
『大無量寿経』という
お経の中にある言葉なのだそうです。
柔和な穏やかな表情で
愛ある言葉を発せられるようになりたいと
今日は心より思いました。
あなたはふだんどんな言葉を使っていますか？
てれさのつぶやきでした♫
