🧵この記事はきっかけ(1)からの連続シリーズです
(余談は今回で終了です!)
 
 
私の誕生日会に集まってくださったお客さんの中に、私より何個か年下の男の子がいました。Aちゃんと歳が近い、Kくんという男の子です。(美容師のKくんとは違う人です😂)
 
 
Kくんは、うちの事務所に依頼を出してくれている大企業の法務知財部に勤めている若手のホープで、身長も高く細身でスラッとしていて、阿部寛のモノマネでおなじみのラパルフェ 都留くんにそっくりです。(←シュッとしてるやん?) 地元の優秀な国立大学院を卒業していて、その企業では次期法務知財部長として大切に育てられている子です。しかも私の事務所に依頼を出してくれている「お客さん」であるにもかかわらず、いつも依頼先である私たちにもとにかく謙虚に、そして丁寧すぎるくらい丁寧に接してくれる優しい男の子です。(私の誕生日会にも、誕生日プレゼントにでっかいパウンドケーキ?を持ってやってきました😂)
 
 
こんな宝石おらんやろ!
 
アンタはただのダイヤモンドやない
 
ダイヤモンドの中でも希少価値MAXのレッドダイヤモンドやでっ!
 
 
と思った私は、Aちゃんの次回の日本線乗務の際に、KくんとAちゃんを会わせることにしました。
 
 
私はAちゃんの事もKくんの事も大好きで、二人とも私にとってはかわいくて仕方のない自慢の子だったので、二人にAちゃんとKくんがどれだけいい子なのかを、松本明子バリに語り倒していました(笑)それで二人が対面する前から私が勝手に期待値を上げすぎてしまったんですね。結局二人は日本でデートはしたのですが、KくんはAちゃんを気に入っていましたが、「日本で専業主婦をさせてくれるなら誰でもいい」と言っていたAちゃんの方が、Kくんはタイプではないと言うのです。
 
 
Aちゃんはその次に日本線に入った時、「えりさんだけに会いたいから他には誰も呼ばないで」と言って、また私に会いに来てくれました。
 
 
私がよく海外からのお客さんを連れて行く、行きつけの小料理屋にAちゃんを連れて行き、Aちゃんの話を聞くと、
 
Kくんは優しくていい人だけれど、
趣味があまりなさそうだし…
運転が下手だし…
異国料理に詳しくないし…
体の線が細いし…私がたいがいい人が好きなんです
 
と、まぁ次から次へと出るわ出るわ😂😂😂
 
 
私はAちゃんを見ていて、
苦しくなって、苦しいのを早くなんとかしたい一心で、神仏に本心でない願い事をしてしまうこと、確かにあるよな(焦りに焦りまくってる本人からしたら、その瞬間だけは確かに本気の願い事なんだろうけど、焦りが冷静な内省や本心を見失わせてる状態での願いだもんな) 
そりゃあ神仏はそんな願い事叶えないよな
とか、
かわいくて仕方のない子の願い事、そりゃあ聞いてあげたいけど、それは違うのよ〜ってこと、多々あるだろうな
とか、
本人の望みは、理由や背景事情も踏まえて細かく言ってもらわないと、確かにわからないよな
だって私からしたら、「結婚相手探してます」って言われたら、Kくんは最高の相手だと思うけれど、Aちゃんにとっては違うんだもんな
とか、
相手にとって本当に必要なことって、やっぱり本当のところは本人にしかわからないんだろうな
こちらが「よかれ」で押し付けるものではないよな
とか
自分の望みを的確に詳細に説明できるって、もしかしたら「本当に自分に必要なものは何なのか?」って冷静に内省できてるってことなのかも
と思ったり(お茶屋の店長はヒステリックだったが、確かに月の家賃がいくらで、仕入れ値と人件費がいくらだから、一日最低いくら売り上げないといけないって、めっちゃ的を得てると思ったり🤣)、
ぼんやりと台湾生活での神仏との関わりを思い出していました。神仏からしたら、願いを叶えてあげたくても、それは違うのよ〜それはアナタの成長や本当の意味での幸せにはならないのよ〜と思いつつ、人間がこんなにも愛おしく見えているのかなと、私もAちゃんを見ていて思いました。自分にとってかわいい子から必死に懇願される側になって、初めて考えさせられることがたくさんありました。(この時感じたことも、ヒーリングのプラクティショナーとしてクライアントさんと向き合う時に活かされてます。)
 
 
他のお客さんたちがいなくなると、小料理屋の顔馴染みの大将と若いバイトの子たちが私たちのテーブルに集まってきて、今すぐ結婚できるならどれだけでも妥協できると思ったのにできなかった、焦りから周りを振り回してしまったと話すAちゃんの話をそうかそうかと聞いていました。
 
そして最後にAちゃんは、
えりさんが男ならよかったです
と🤣🤣🤣
 
 
本題の「きっかけ」につづくー!
 
※うちの事務所に中国人のスタッフがいるのですが、中国のお母さんに「今日会社でえりがこんなことをしていた」「えりがこんなことを部下や上司やお客さんに言っていた」と報告すると、いつもお母さんが
「このような男は中国では人気がある」
と言っているらしいです(笑)このような男て😂😂😂