🧵この記事はきっかけ(1)からの連続シリーズです
 
 
Pattyはもともとバリバリのキャリアウーマンでしたが、結婚後に妊娠に向けて体調を整えるために仕事を辞めるか否か、踏ん切りがつかずに悩んでいた時にこの孔子廟を訪れ、その時に生き甲斐でもあった仕事から距離を置く決断ができたと言っていました。
 
 
私はこの時初めて孔子廟に来たのですが、行天宮や霞海城隍廟が日本で言う、伝統がありつつも華やかさと活気に満ちた京都の寺院だとすると、孔子廟は奈良の寺院のように、悠久の時となんとも言えない深い趣き、そして静けさと落ち着きを感じさせる独特の雰囲気がある廟だと感じました。
 
 
そして二人で孔子廟を後にして、Pattyと旦那さんの新居に向かうと、コンシェルジュやプール、ビリヤード場に子どもの遊び場までついている、広々とした中庭の吹き抜けが最高に気持ちのいい、それはそれは素敵なマンションでした✨お部屋にお邪魔して、勝手にジュースを飲みながらギャンギャンにリビングでくつろぎ倒していると(←いや人ん家😂)、Pattyが夕方は道が渋滞するから少し早めに出ようと言って、マンションのコンシェルジュにタクシーを一台手配してもらっていました。
 
 
コンシェルジュが手配してくれたタクシーに乗り込むと、Pattyは私のホテルに向かう道中にPattyの通っているクリニックがあるから、クリニックに寄って薬をもらってからホテルまで私と一緒に行くと言います。私はこの時、Pattyが中医(日本語で言う漢方医。実際は日本語で言う漢方医よりもっと広く、東洋医学専門の医師のところ)に通っていて、不妊治療をしているのだと初めて知りました。
 
 
途中Pattyの診察に付き添って、漢方薬をもらってからホテルに一緒に行きました。私のホテルの部屋でPattyと雑談をしていると、隣の部屋で物音がしたので、上司が接待旅行から帰ってきたのだとわかりました。私は基本デリカシーがないので(笑)、上司の部屋のドアをゴンゴン叩いて上司を呼び出し、私の部屋に連れて行き、Pattyを紹介しました。Pattyは実は私が幹事をしていた会社の社員旅行(台湾旅行)でも、私を手伝ってくれていました。上司もその事は知っていたので、「その節はお世話になりました」と御礼を伝えてくれ、Pattyも「えりさんがいつもお世話になっております」と日本語で挨拶をしてくれました😂😂😂 そして今日起きたミラクルな展開を上司に話し、改めてPattyと上司に御礼を伝えると、取引先との会合に行く時間になりました。
 
 
Pattyは私たちをホテルまで迎えに来てくれた取引先にも、「えりさんがいつもお世話になっております」と律儀に挨拶をしてから帰って行きました😂😂😂
 
 
つづく