🧵この記事はきっかけ(1)からの連続シリーズです
 
 
サイがくだらない事で私を「ハイスペック女子」と誤認識している事がおかしくておかしくて仕方ありませんでしたが、本人はなんだかそれで暗くなっていたので、詳しくは話しませんでしたが、簡単にタネ明かしをしました。
 
 
「大学院入試は大学入試と違って簡単だし、大学の時の成績でほぼ合否が決まるからね。大学の頃からA以外取らないようにめちゃめちゃ気を付けてただけだよ。『アメリカの仕事』って、前バイトしてたお茶屋さんで知り合った人がたまたま紹介してくれた仕事で、お金なさすぎてめっちゃ喜んで飛びついたって、そんな話よ。サイうちがくそ貧乏なの知ってるやん」
と、ザラついた裏側をざっくりとだけ話しました。
 
 
私は大学の学費も大学院の学費も含め、高校卒業後に自分にかかったお金は、大学の入学金を除いては全て自分で払っていました。「大学院入試は簡単」というのは正直そうだと思いますが、私がいちばん苦労したのは、入試の際に大学に提出しなければならなかった「貯蓄証明」でした(笑) 台湾で2年間十分生活できるだけの貯蓄がある事を証明しなければならず、成績より論文より、自分の貯金額が大学に認められるかどうかがいちばん心配でした(笑) たぶん400万くらいは貯めて行ったと思うのですが、台湾に行ってからは常にすっぴんノーメイク、服も基本3着を着回し、コンタクトを買うのももったいないのでメガネ、K先生たちが台北にいらした際には極力食べ貯めし🤣、クーラーを使うのももったいないのでバイト先でなるべく冷風に当たり倒すなど、スーパー貧乏スタイルを貫いていました。←いらん一貫性😂
 
 
私の方こそ、よくサイがノーメイクの田嶋陽子先生似の私を選んだなと思っていました😂  私がサイを初めて意識したのは、クラスのみんなでカラオケに行った時、サイが他の生徒さんがいる前でしれっと手を繋いできた時でした。私は最初、日本人ってだけでカネ持ってると思われて詐欺に遭いかけているのか?(←服3着のヤツが😂)と長らくサイを警戒していましたが、どうも悪い人ではなさそうだし、むしろめっちゃいい人なんじゃ…?とだんだん思うようになりました。
 
 
お互い勝手な色のフィルターを通して、それぞれあらぬ角度から自分の好きなように物事を見ているのに、実はすごく似た者同士だったのかもしれません。
 
 
つづく