晩御飯は、中年カップルの方と二組で食事でした。
こちらの方はビールを頼まれており、私は飲めないので何も頼まず。
でも、なんか修行というか気持ちを改めにみなさん来られてるはずやし、お酒を用意してあるって変なかんじがしませんか??私だけかな。
一人だし、お酒も飲まないし、ゴハンを早々に終え、19:00~のお風呂に入るためさっさと部屋に戻り大浴場に。
一番乗りだ~~♪
と思って、髪の毛やら身体やら洗っていたら、他の方が来られ、日本語が聞こえるんだけど、即行でお風呂浸かってるしーーー((((((ノ゚⊿゚)ノ
ちょ、ちょ、ちょーーーまっ!!
日本の銭湯とかって、お風呂の使い方を外国人に対してすっごく厳しく言う人とかいらっしゃるんでしょ???
みんながお湯に浸かるから、まずは体を洗ってから入りましょうとか、髪の毛を洗ったらタオルで巻いて、中に毛が落ちないようにしましょうとか。。。
てか、よく見たら、
従業員かよ!!!!( ̄□ ̄;)
またびっくりする。
いえ、どういうしきたりがあるのかわからんねんけど、普通一般常識として、お客さんが入った最後に従業員はお風呂に入るもんじゃない??
一番で、しかも、体も洗わずに一番に入るって…
私が変なのか?
もうぶったまげて、お風呂も疲れてしまった。
湯からあがり、部屋に戻りましたらば、まぁ、山は寒い事。
廊下は壁があるわけじゃなく、もうすぐ外なので、寒い寒い。
夏なのに寒い!!
夜眠れないんじゃないかと心配で、押し入れ明けたら毛布があったのでかけてみた♪
般若心経。
どんな夢見るんだか…
結局夢は覚えてません。
することないし、すんごい疲れて、20時前にはうとうとしてたけど、こんな早く寝るのもなぁーと持ってきてた、京極夏彦の「死ねばいい」を少し読んで、21時には就寝。
そのあと、すんげー音でびっくりして目が覚めたら、なんと、まぁ、隣の方のいびき。
すっげーいびき。
私も歯ぎしりとかしたかもしんないけど、すんげーいびき。
ふすまだから音がマル聞こえなのよね。
仕方ないのよね。
でも、そのおかげで、何度も何度も目が覚めて…
あまりよく眠れず、朝5時30分の目覚ましが鳴りました。
6時からの朝の勤行に参加するため、さっさと身支度して、布団もぬいだっぱなしにして、ダッシュで本堂へ。
しかし、部屋に入ったら私とお坊さんしかいない。
あれ~?
と思ったら、中年カップルさん、外国人家族。
そして、読経が始まりました。
昨日の学生さんはだれも参加されませんでした。
読経の最中、お焼香があり、私から…
私、信仰違う上に、お焼香のやり方あんまりわからないんだけど、しかも、粉入ってる器が左右にあるけど、どっち取ったらいいかわかんねーーーー( ̄□ ̄;)!!と超焦りながら、やってみる。
ほんで、私の後ろに座ってた外国人家族にどうぞと促したら、私らわからんよーってかんじで、やらなさそうだったんだけど、ここまできてお焼香せんで帰るのはもったいないからと思って、私が指導させてもらいました。。。(`・ω・´)ゞ
外国からわざわざ日本に来てくださって、いろんな体験できるのにせずに帰っちゃうのはもったいないし、こういうことしたんだって思い出が少しでも増えると嬉しいなと思って、わからないながらこういう風にするってジェスチャーしました。
そのあと、カップルさんされたんですが、お焼香つまむの3回してた…
私、お寺さんに何回したらいいんですか?と昔質問した時に、2回でも3回でもいいですよって言われたので、2回にしてたんですが…
間違った指導したのか!?
真言宗は3回なのか!?
わからんけど、過ぎたことは仕方ない。
そんなもやもやな気持ちで読経が終わり、昨日の瞑想のときに英語で説明してたお坊さんがいらっしゃったので、お焼香の意味も英語で説明してもらえませんか?とお願いしたんですが、英語できないし、なんでそんなことせなあかんの?みたいなかんじで、結局私もわからんから日本語で説明してもらったけど、なんか納得できんくて…
しかも、英語できるわけじゃなから説明できるわけもなく。
お坊さんは、人は境がないでしょ?(ここからまったく理解できず。)煙は初めは一本だけど、最後天に上った時煙が広がり一つになり、みんなの祈りが一つになる、というようなことを言われてたような… そして、ひとりじゃないんだよ、みたいな??
もうまったくよくわからん。
ほんで、まあ朝の勤行が終わり、メインイベントの朝食。
これが朝のお膳です。
ひろうすが大きくっておいしかった♪
味噌汁は初め、わかめしか入ってなくて、あとで若い坊さんが、はいはい、すんませんよ~ってかんじで、薬缶に入った味噌汁を入れてくれました…
金時豆おいしかった~~
私は一番奥のお部屋でした。
秋はきっと外の眺めも綺麗なんでしょうね。
植わっていたのはもみじでした(≡^∇^≡)
今日も朝から雨。
外国人家族にお焼香の意味が伝えられず、ずっとむずむずしてて、会ったらFacebook教えてもらおうと思って、紙に自分の名前とアドレスを書いて持ってたら、トイレで父・母と会い、つたない英語でなんとか会話をし、娘さんに私のアドレスを渡してもらえることになりました。
おぉー
頑張らねば。
現時点でまだ英語にできてな~い。
その後、真田幸村と父のお墓にお参りさせてもらったんですが、行く途中お墓がどこかわからんくて、きょろきょろしてたら、ニャンコが道案内してくれました♪
朝のお坊さんがやってきたので、なんとなく写真が撮りにくくて撮れませんでした。
帰り道、お坊さんになんで私が英語で説明してほしいか話をして、そこでやっと理解されたらしい。遅くない?
でも、自分も英語ができないので説明できない。先代住職はものすごく英語が上手で、現住職も上手だけれど、昨日今日と出張でいないので… 自分も毎晩30分英語の勉強はしているがなかなか上達しなくて…と言われましたが、英語できる人いるんだったら、それ紙に書いてもらって、外国人観光客の為に印刷しといたらいいのに、と思ったのでした。
その人の勉強の努力も認めますが。
来年は1200年。
再来年は、真田幸村の大河。
そして、東京オリンピック。
高野山は今、聖地というより、一種のテーマパークのようになってるように感じました。
日本人と外国人と半々といってもいいほど、たくさんの外国人が来られてたし。
だからこそ、なんかもっと頑張らなあかんのちゃうーんって、また悶々としながら、奥之院へお参りするためバスを待つことに。
バス停には先ほどお会いした外国人家族が。
娘さんもアドレスを書いてくれてたようで、紙を受け取りました。
見た目がどうも英語圏じゃなさそうで、どちらから来られたのか聞いたら「イタリアのローマ」だそうです。
そんな遠いところから!!
緊張で会話も続かず…
バスが来て、私は一ノ橋駅で下車し、お墓の中を歩いていくつもりだったんですが、行けども行けども、みなさんが撮っているような、森の中には入れず?あれ?っと思ってたら、横の塀の木の隙間から、それはもうおびただしい数のお墓が!!
入りそこなった。
弘法大師様の座った石。
有名な戦国武将のお墓はどうも通りすぎてしまったようです。
なんだそりゃ。。。
荷物を全部持って歩いていたので、静寂な空気を破りまくって、私のガラガラがあたりにこだましておりました。
この場を借りて謝罪します。
弘法大師御廟。
橋を渡れば写真撮影は禁止なんですが、そのはずなんですが、普通に撮影してるおっちゃんがいた…
外国人?って思ったら日本人夫婦でした。
ここで、祈れば弘法大師様が必ず応えてくださるそうです。
私の友人はすごいパワー過ぎて近寄られへんとか騒いでましたが、凡人の私にはまったくそういうものが感じられず、ただ、ものすごく清浄な空気が漂ってる気だけはしていました。これは、お墓の間の道を歩いていた時からずっと感じていました。
気持ち良かったです。
帰りはバスで、と思ったんですが時間が違ったようで、国道沿いをとろとろ歩き、苅萱堂の前からバスに乗り高野山をあとにしました。
今回高野山へ行って思ったことは、この前にも書きましたが、テーマパークというかレジャー施設のようになってるよな~と感じたのと、でも、奥之院だけは別格だなと。
次は日帰りでお参りしてみようと思います。
長い長いブログ、最後まで読んでくださりありがとうございました。