この日は大小はあるが、いろいろなところでドラマがあったので、オムニバス方式で
綴っていってみたい
※ブンショウリョクノゲンカイヲコエルヨカンデイッパイダゼ
【Story1 姉弟の絆・親子の絆】
この日は「ペアグランプリ」というクラスがあり、参加者はなんと30組、大人気のクラスだ
ペアの顔ぶれを見ると、ほのぼのした親子で参加の方、ご夫婦で参加の方、RC仲間で参加の方、
様々な組み合わせ
Dirt Magicからも複数の親子が参加、その中で見事「N田さん親子」がBメインで優勝
「N田父」は一生懸命チーム名をアピールしようとシャツを引っ張るも、
「無念のショルダーストラップ目隠し」が発動
その結果、「自分の秘密の弱点」を指さしているだけに見える写真になってしまったのは残念だ
ネタとしては充分Aメインいりを果たしているとは思う
このクラスでは「M岡さん」のところの姉弟も参加、2人そろって抜群に速いのはみなさん承知
こんな速い2人組でもマシントラブルには勝てず、予選1本目は途中でマシンが止まってしまう
アクシデントに見舞われた
「M岡家」のピットに漂う、ただならぬ雰囲気、マシンづくりを担当した「M岡さん」に向けられる
「真夏日とは思えない冷たい視線」、筆者だったらプレシャーでものだ
マシンの不調の原因が分かり、対策をして臨んだ予選2本目、ここで姉弟はえげつないラップを
お互いに連発、終わってみれば参加ペア唯一の周回数を走り、予選トップで決勝へ
決勝も姉弟の絆の強さを見せつけ、ぶっちぎりの速さで見事優勝
※ホントウニハヤカッタナ・・・
誰よりも優勝を喜んでいたのはこの方、無事にレースが終わってホッとしただろうな・・・
【Story2 毛細管現象の恐怖と柔軟な発想】
前回のタミグラのツーリンググランプリで予選落ちをし、その悔しさをバネに練習を重ねてきた「隣人」
この日はコミカルバギーで「コンデレ」を受賞し、早くもノリノリ
その勢いを駆って臨んだツーリンググランプリの予選1本目、タミグラ名物の多重クラッシュの
餌食になり、TT02のフロントバルク側のアッパーアームマウントが外れてしまった
よく見ると、バスタブ側のネジ山が効かなくなってしまい、ビスがかかっていないようだ
「ネジ山を応急処置で復活させるために瞬間接着剤をいれないと」と「隣人」が手に取ったのは
タイヤ接着用の「低粘度の瞬間接着剤」、とってもサラサラ、隙間にきれいに流れるやつね
そんなことを周囲は知らなかったが、予選2本目が近づいたときに「隣人」の悲痛な声が
「あれ、デフカバーが取れない、瞬間接着剤で固まっている、取れない」
「デフの向きが反対だ、前にマシンが進まない、カバーが取れない」
もはや絶体絶命、万事休すかと思ったときに「ブルーさん」が異変を感じ取り、登場
「フロントのデフが反対なら、リアのデフも反対にいれてみよう」
「モーターの端子を+、-を逆に接続してモーターを逆回転させれば前進するはず」
「なんとしても、もう1本予選を走っておこう、走れば何があるか分からない」
この指示を受けて、作業は電動ドライバーを使いながら筆者の中での「光の速さ」で対応
同じ組の方には迷惑をかけてしまったが、「お呼び出しの最中」に作業完了
バッテリーを繋ぎ、スロットルをいれると
「おぉ、ちゃんと前進する、めちゃくちゃ遅い気がするけど!」
「これで予選2本目が走れるぞ、めちゃくちゃ遅い気がするけど!」
いざ予選2本目を走る隣人を見てみると、しっかりと「どのマシンよりもダントツに遅い」
走れないよりは100倍ましだが、何よりダントツにマシンが遅い
低粘度の瞬間接着剤が起こす毛細管現象の恐ろしさを目の当たりにした
瞬間接着剤によるネジ山復活祭はちゃんとパーツを外して、
接着されないように気をつけましょう・・・
※ソノマエニシャーシヲコウカンダナ・・・
ちょっと長くなったので、Story3・4はまた今度、レースは悲喜こもごもだね・・・
それが楽しいんだけどね
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