「セットアップゲージを大絶賛している」とあるブログを拝読した。
これまでも興味はあるものの、持っている「キャンバーゲージ」や
「目分度器」でそこそこ合わせられるだろうとタカを括って
導入してはこなかった。
ただ、あまりにも絶賛しているし、レース会場やサーキットで
よく見ると、結構使っている人も多いのも事実で、やっぱりどんな
ものかは気になる
どうやら「洛西モデル」でも「ラジコン応援セール」と称して、
G-FORCEのセットアップシステムを割引で販売しているようだ
ここまで条件が揃えば、休日の緊急出勤のストレス
解消も兼ねて帰りに洛西モデルへ寄って
買って帰ってきてしまうのも仕方ないというもの
ということで、おうちに到着。数字が書いてあるベアリング付きの板がたくさん入っている。
使い方もよく分からないので調べてみると、「キャンバー角」「トー角」「舵角」「キャスター角」の4角が測定できるらしい
早速、前回のほんぐうのレースで快走してくれた「TA07」の
それぞれの角度を測ってみることに。
これまでも問題なく走っていたし、「目分度器」もいい感じに勘が
冴えわたっていたので、測ってみても自分の感覚の正しさを確認するだけだろうと思っていた
説明書通りに組み立てて、平らな板の上で測る準備をいそいそと
してみる。
ところがどっこい、測ってみると自分が認識して
いた数字とは全く異なる数字だらけ・・・、
自分の勘が悪い方に働いていたかも・・・
①トー角
→ 左右でバラバラ、1.5°近く左右差が
ある、目分度器、惨敗
②キャンバー角
→ 2°くらいのつもりが実際には左右
共に4.5°、鬼キャン
※これドリフト車じゃないんだぜ・・・
③舵角
→ 地面に円を描いて、左右の回転差は
ないつもりだったのに、3°以上の
左右差が、俺が描いた円も
ダメだった・・・
※キャスター角は何も触っていないこともあり、何もなかったのは
唯一の安心材料
測ってみるとこれだけ違うということに驚きながら、
「今までトリムで調整しまくっていたのはひょっとして無駄で
間違っていたのか?」
という恐怖にも似た思いが頭をよぎりだす
そんなことを思いながらも一旦、トリムを全て「0」にして、ゲージで
測定しながら、①~③を調整、左右差がない状態を作ってみた。
「ま、今までも走れていたし、この調整くらいで驚くほどの違いは
ないでしょ、たぶん」と思いながら、いつものサーキットで確認走行
「スムーズだな・・・、マシンが何も心配なく
まっすぐ走るよ・・・、変な舵残り感もないぞ・・・、
明らかにこっちの方がいい感触だ・・・」
ということで、ここで「これまでの測定」「目分度器」の
完全敗北が決定
実車もそうだけど、アライメントの調整ってとても大事なんですネ・・・
速くなる、上手くなるかは別ですが・・・
G-FORCE ジーフォース Setup System Blue・G0110
10,384円
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これこそ先にやるべきだったなとちょっと反省・・・