「母さん、これなんて読むの?」
と、ゆうちゃん。
ののはな
はなののののはな
はなのななあに
なずななのはな
なもないのはな
ことこ
このこのこのこ
どこのここのこ
このこのこののこ
たけのこきれぬ
そのこのそのそ
そこのけそのこ
そのこのそのおの
きのこもきれぬ
「え~とね、はなのののの?花の ののの花?あれ?なんだこれ?」
ムズ~イ。
花野の 野の花
花の名 なあに
ナズナ 菜の花
名もない 野花
かな・・・。
このこ ノコノコ
どこの子 この子
この子の このノコ
タケノコ 切れぬ
そのこ ノソノソ
そこのけ そのこ
その子の そのオノ
きのこも 切れぬ
かな・・・。
父ちゃんと2人で、「あれ?あれ?」と悩んだのでありました。
谷川俊太郎さんの詩でした。