みなさまこんにちは。ゆっきーお嬢です。
昨日は目白にある "La mujica " (ラムジカ)というブラッスリーにてディナー。
目白駅から徒歩3分ほどの、とっても分かりやすい場所に静かにたたずんでおります。
お店のblogは →こちら かわいい子豚ちゃんがナビゲーターです(笑)
こちらのお店はここ半年くらい、わたくしヘビーユースなレストラン。
blogでも存分に紹介されていますが、なんといってもシェフとスタッフの方々の魅力満載!
そしてもちろん最重要、お料理も秀逸です。
季節の旬の素材を最大限に活かしたお料理に舌鼓をうちつつ、お料理にぴったりなワインをセレクトしていただきます。
そのハーモニーを愛でながらの優雅なひととき、わたくしにとってとても大切な時間を過ごすことのできるレストラン。
ブラッスリーといえば元々は「ビアホール」という意味なのですが、いえいえどうして、
「あら、、素敵なお店」
ってお店の前をとおりかかっただけでも足を止めてしまうほどの、とても洗練されたレストランです。
カウンターとテーブル席
カップルでもご家族でも、そしてビジネスでも使える落ち着いた客層も魅力のひとつ。
目白ですからね。ご近辺のマダームたちも御用達。
一方、学習院や東京音大など学生街でもあるのですが、すこーしだけ敷居をあげているので、学生客のご利用はほとんどありません。
わたくし、学生たちが始めはお店の雰囲気に圧されてお上品にお食事しているのに、アルコールが入っていくにつれて次第に声量が大きくなり、周りが目に入らないほどの大騒ぎに発展していくような集団が大の苦手。というか、つまみ出したくなります(笑)
なので、お店の落ち着いた雰囲気にたがわない客層もわたくしのお気に入りのひとつ。
"La mujica"というのは、単語のとおり"音楽"を意味しているのですが、うーーん、言っちゃっていいかしら、いいわよね(笑)
実は、こちらのオーナーシェフが「梶村さん」という方で、「かじむら」を逆から読むと「らむじか」(!)
彼のための単語でしょ、彼のお店にぴったりの洒落たネーミングにもハートをわしづかみされてしまいました(笑)
さらにさらに!
梶村オーナーシェフは、自転車で通勤されているの!
もうわたくしたち、両手を広げて「いらっしゃいませ」って言われているようです(笑)
自転車自体のお話はもちろん、冬支度のための「こぎこぎするには、何をそろえておけばいいか?」なんていうお話でも大いに盛り上がってます。
さて、お店の紹介はこれくらいにして(笑)
梶村さんはじめ、スタッフの方々の魅力は、実際にお店に足を運んでいただければ一目瞭然です。
とてもあたたかいサービス、そして卓越したお料理の数々に、きっと満足されるはず。
本日はその一部だけですがご紹介してまいりたく存じます。
コース料理もありますが、わたくしたちはいつもアラカルト。実はとってもリーズナボーなの。
まずは前菜から。
スモークサーモンのパテ
こちらのパテは盛り付けたすがたなので、半分ですが、サーブは美しいワンピースです。
スモークドサーモンで囲われたパテは濃厚な風味を存分にかもしだしつつ、中に包まれているおいもがそのスモーキーとこってりしたサーモンをあっさりと中和しています。
食感もとても楽しい一品。
冷たいラタテュイユ・かりかりハモンセラーノを添えて
わたくし、ラタテュイユ大好き!トマトの酸味とパプリカ、ズッキーニなどの色鮮やかなお野菜の見た目の華やかさに加え、こっくりと味付けが行き届いた丁寧な仕込みに脱帽です。
ラタテュイユは、温かいもの、冷たいものが選べます。
半熟卵を崩して、とろ~っと全体に混ぜ合わせると、トマトの酸味と卵のまろやかさが絶妙なハーモニーをかもしだします。
う~ん!最高。
さらに、最高級ハムのひとつ、ハモンセラーノをなんと贅沢にもカリカリ仕込みにして添えているので、パプリカのシャキっとした食感、ズッキーニの柔らかな食感の中に、ハムのコクとさくさくという歯ごたえが加わる、とても贅沢な一品です。
自家製ツナのサラダ
こちらもとりわけ後のため少量ですみません(笑)
なんといっても、自家製ツナは絶品!
まぐろの半身を仕入れて、豪快にさばき、カルパッチョなどにも使いつつ、一部は18時間マリネして自家製ツナに仕上げています。
ゴロゴロっと贅沢にツナが盛り付けられており、血合い部分も臭みなんて全然ないの!
というか、血合いのあるツナなんて召し上がったことありますか??
絶品です!
甘いトマトにオリーブの実、インゲンに水菜など新鮮お野菜とともに。
本日のワインは、Mirambeau papin(ミランボー・パパン)です。
2004年なのでまだ5年程度ですが、とてもまろやかな香りの中に、タンニンがしっかりしていて、時間が経ちワインが開き始めるとそのタンニンがしっかり主張してきます。
渋みが凛としていながら、樽の香りと開けたてのまろやかさもほのかに残る、非常にバランスの良い逸品。
なんと5,800円!
なんてリーズナボー。
こちらには、「え?ほんとにこのお値段なの?」というワインを梶村シェフが揃えていらっしゃいますので、安心していただくことができます。
わたくしたちは、いつもお任せ。
さてお次は、えびのラビオリです。
甲殻類のとても濃厚なおだしが出ている香り高い一品。
二口ほどでいただける大きさに仕上げられたラビオリ、中には小さめに切られたぷりっぷりの海老ちゃんがごろごろと包まれています。
ソースが非常に美味しいため、迷わずここでパンをオーダー。
ローズマリーのパン
パンは、ローズマリーを練りこんだパンと、全粒紛のパンをご用意くださいます。
全粒紛のパンも絶品なのですが、わたくしのお気に入りはローズマリリン(笑)
先ほどのラビオリの海老ソースにローズマリーのパンを浸してぱくっ!
うーん、ハーブの香りとあいまって、素晴らしいハーモニーです。
かじむらさーん、ソースおかわり!(ないない)
赤カブのポタージュ
とっても美しい色でしょう?
赤カブの天然の色なの、こんなに鮮やかなサーモンピンクを出すことができるなんて、す・て・き!
赤カブだけをじっくり煮込んで、少しベーコンの香りを加え、オリーブオイルとパルメジャーノ、ペッパーで味を調えています。
一口いただくと・・・・「ん???なにこれ!すごい香り!」
カブの秋らしい独特の香りとともに、エクストラバージンオリーブ、パルメジャーノの濃厚でいて爽やかなハーモニーが奏でられます。
鼻から抜けるこの素晴らしいカルテットはいったい??
うーん、シェフ、素敵過ぎます。
わたくしたちのお気に入りワイン。安心のお味です。
Petit Jo(プチ・ジョー)
少し乳酸菌のような酸味がある、とても面白いワインなのですが、酸素を含むにつれて土と草の香りが増し、非常に濃厚なお味に開いていきます。
これが進む進む!(笑)
さて、こちらの一番人気のメインディッシュ!
秋刀魚とメカジキのバロティーヌ
アップも載せちゃいます(笑)
メカジキはふわっふわにミキシングされていて、こちらを旬の秋刀魚でくるりっと巻きつけ、パン粉をまぶして香ばしく焼き上げています。
トマトとバジルのソースとの相性は抜群!
あーん、なくならないで!って思わず言ってしまう、一番人気も納得のひとしな。
お肉のメインはこちら。
ローストビーフ・グリーンペッパーソース
グリーンペッパー、わたくし大好きなんです。
主張しすぎず、それでいてしっかりとアクセントを加えてくれます。
ローストビーフのようにクセが強くなく、お肉の食感、香り自体を楽しみたい食材にもぴったりのソース。
お肉はもちろん、柔らかさの中に、ちゃんと赤いお肉の食感とお味を楽しむことができる丁寧な仕事がほどこされています。
そして、付け合せのポテトがものっすごいの!
一度ボイルしてから素揚げして、あめ色になるまで炒めたたまねぎとからめた絶品です。
このポテトは是非召し上がって!
甘く香ばしく、いくらでもいただけちゃいます。素揚げしていますが、からっとしていて全然もたれません。
さて、そろそろデザート。
フォンダンショコラ 牛乳のアイスを添えて
わたくし、デザートはティラミス以外はいただかないのですが、こちらのフォンダンショコラは本当においしい。
甘すぎない濃厚なチョコレートと、ラズベリーの甘酸っぱいソースのハーモニーは長年連れ添った夫婦のように、しっくりと舌になじむ幸せな瞬間。
牛乳のアイスクリームも優しい甘さと爽やかな酸味が楽しいの。
彼はこちら。かぼちゃのプディング
プディングはとっても濃厚ですが、しつこくなく、自然な甘さがお口いっぱいにひろがります。
あたたかな幸せに包まれて、思わず笑顔がこぼれてしまうような優しいデザート。
わたくしたちはいつも、デザートとともにエスプレッソのダブルをいただきます。
カップはかわいいWEDGWOOD。
今日も大満足でごちそうさまでした!
梶村さん、スタッフのみなさま、またまいりますね!
本当に素敵なお店です。お近くにお寄りの際には、是非是非足を運んでみてください。
素敵な時間を過ごせることうけあいです。
そして、わたくしがお食事している可能性も非常に高いです(笑)
ブラッスリー La・Mujica (ラムジカ)
住所:東京都豊島区目白3-14-21
電話:03-3565-3337
営業時間:ランチ11:30-14:00、ディナー18:00-21:30(ラストオーダー)
定休日:月曜日(祝日の場合は営業、翌日がお休み)