でも一つ一つの作品が思い出深いからなあ。
はしょれないんだけど、書き出すときりがないから、こんな細切れに。
すみません。
松代の農舞台からほど近い、「D330:ドクターズ・ハウス」へ。

元病院を使ってるから、ドクターズ・ハウス。
見た目はふつうの木造住宅。病院だけに大きいですが。
しかし中に入ると、そこは異様な空間。
廊下はもう、こんなになっちゃってる。

ぎんぎらです。両サイドの扉や窓は木造そのままだから、よけい異様。
わざと中途半端にしているんでしょうか、このぎんぎらテープがはみ出したり、飛び出したり。
診療の部屋もこんなふうに。

イスだけ、ミラーボール!
そして部屋の奥には・・・といきたいところですが、写真撮影禁止でした。
床に広がる、合わせ鏡による無限の空間。
お医者さんの道具を組み合わせただけなのに、キラキラ光り輝いてとてもきれい。
そこから「D329:狐の棚田プロジェクト」へ、行こうと思ったんですが、どうにも場所がわからない!
前から車が来たらヤバいくらいの細い道をおそるおそる進み、やっとこさたどり着いた。

丘の斜面にびっしりと小さなかわいい棚田がせいぞろい。
上から見ると、鍾乳洞の景色にも見えますね。
しかも一つ一つに、一握りの稲が植わってます。
頂上に行くまで、けっこうな階段を上ります。
へろへろ。まあ、いい運動か。
頂上には神社があって、狐だけにお稲荷さんが祭ってあります。
看板には、棚田は全部で39個、いくら数えても数が合わなければ、化かされてます、だって。
ここまでくるのに、同じところをぐるぐるまわっちゃったりしたのは、そうか、狐に化かされてたのね。
(ちゃんと場所をチェックしなかった言い訳にも有効f^_^;)
登って左を見ると。本家の棚田が見えます。

あいにくの天気ですけど、とてものどかで心洗われます。
狐に化かされたその山の下に、「D328:つんねの家のスペクトル」があります。
とっても古そうなお家に入っていくと、真っ暗な家の中に、またもや真っ黒いはさみや包丁。しかもぬいぐるみ。

ガイドブックで見たときは、バックが白だったからポップな印象を受けたんだけど、この家で見るこのおびただしい数のぬいぐるみは、ちょっと怖いです。
むにゅむにゅした質感のおかげで軽やかには見えますが。
ポップと異様の境界線ですねえ。
そこからすこし行ったところに、楽しみにしてた「D322:影向(ようごう)の家」へ向かいます。
ちょっと日が陰って来て、いよいよ今日も終わりに近づきます。
なかなかの盛況ぶり。小さな家に順番待ちの列が。
中は撮影禁止。
しかも玄関先からは何も見えず。
さて、内容は・・・いやあ、言えないなあ。
でも間違いなく、絶対みるべき作品であることは確か!
十日町のキナーレの近く、「T314:憶測の成立」ぐらい、思い出深い作品です。
ただこれは、「うわあ、そう来たか」と驚くのではなく、心の雑念がとれます。
ある意味、宗教にも似た感覚。
まっ暗い部屋の中、浮かんでは消えるものをただじっとみるだけ。
前段でまず精神集中し、心の雑念をとります。
そして、待つ。
ひとつ、ふたつ・・・そのうち、心が空っぽになります。
家を出たとき、妻ちゃんも「いやなこと、全部忘れちゃいそう」と言ってました。
最近イライラしている人、必見!!
もうだいぶ、日が落ちてきました。
この旅の最後は、松代芝峠温泉のすぐ近く、「D051:視点」でフィニッシュ。

半透明の色付きパネルが、後ろの景色とリンクしてる。
視点はここだよ、というカメラの三脚的なものがあるので、そこにセットしてパチリ。
後ろの木、作ったときより伸びたのかなあ。
ちょっと絵から外れてますね。
でも景色なのに、CGを見てるような錯覚に陥ります。
これで旅は終わり。
でもまだまだ実足りないから、次の旅の計画を立てるぞ!
お楽しみに!
最後に、この丘からの夕日でお別れ。
ぼく、雲の間からのぞく日の光が大好きなんです。
