一般質問1日目(9/24)の議事録を見る。
この中で質問者の3人目に武岡議員が登場する。最初の挨拶で自分は4月の補欠選挙(これは当時市長だった浜田一義氏の退任によって県議会議員だった児玉浩氏が市長に(無投票)県議には市議だった玉重氏が補選で当選,武岡氏がその後に市議になったというもの)で当選して初の質問だと言っている。
武岡氏の質問の1番目に投票率の向上についての質問をしていて,若者や女性の政治への関心を高めるのにはどうするのか,という質問をし,市長から以下のような答弁を得ているのだが,まさか翌日に自分が日本中の若者どころじゃない多くの人の耳目を安芸高田市に集めるようなしくじりをするとはこの時は思いもしていないだろう。
2日目(9/25)の最初の質問の途中に武岡氏はそのやらかしをするのだが,議事録8ページ目にある市長の「まず眠くならないような•••」という言葉以外に不自然な箇所は見当たらない。
議事録を通してまったくいびきや居眠りに対する対処がないことが確認できる。市長はTwitterで報告をするのだが,それは2日後の投稿。1日まるまる間があるのに市議側はなんの対応もしていない。傍聴者もいたようだが,その人らもおかしいと思っていない。
最近小学生が社会科見学で議会を傍聴して,議場内でゲームをしている議員がいたと感想文に書いた,という事案があったが,居眠りいびきだったらどうだっただろう。当然感想文に書くだろう。子どもでもおかしいと思うのだ。そして感想文を書きながらこう思っただろう。
「恥を知れ!恥を」
大人である石丸氏が同じことを思い,それを報告するのは当然のことだろう。そしてその自治体では議員たちが当該の議員に事実確認をしている。当然だが感想を書いた小学生を詰問したりはしない。しかし,安芸高田市では違ったのであった。