「Every Little Step」感想 |  ゆちょもごっそ?

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食べてしまいたいくらいユチョンが好き!歌に演技に頑張っているパク・ユチョン君応援ブログ。

今日は韓国映画じゃありません。

私の大好きな「コーラスライン」のドキュメンタリーです。

タイトルにはあえて、原題を書いてます。邦題がちょっとクソなのでw
「コーラスライン」を最初に観たのは映画版だったんですよね。クラシックバレエは好きで観ていたんですが、ミュージカルの世界をまったく知らなかったので。ものすごい感動して、OSTを買って歌詞まで覚えた記憶がありますw
どうしても舞台の「コーラスライン」を観たくて、学生時代に卒業旅行にアメリカに行きました。友達はみんな卒業旅行ならグアムがいい、ハワイがいいって感じで、2週間に渡ってアメリカ回るプランなんてヤダって言われちゃって。でもどうしてもこの舞台見たくて、結局1人で行きましたww楽しかったけど孤独な旅だったwww
ブロードウェイで「キャッツ」と「42nd.street」と「コーラスライン」っていう王道3作品を観ました。
でもやっぱり泣くほど感動したのは「コーラスライン」でしたねー。



「ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢」
(原題:Every Little Step)
監督:ジェイムズ・D・スターン, アダム・デル・デオ
出演:マイケル・ベネット, ドナ・マケクニー, ボブ・エイヴィアン, バイヨーク・リー, 「コーラスライン」オリジナルキャスト

【あらすじ】
今、夢への扉が開く!ミュージカル「コーラスライン」のオーディションに挑むダンサーたちの、熱き戦いが胸を打つ!<ストーリー>ニューヨークの街角に、アメリカ各地、果ては国外から集まったダンサーたちによる長い長い列ができている。彼らの願いは、16年ぶりに再演される伝説的なミュージカル「コーラスライン」の舞台に立つこと。応募者数3,000人、最終選考まで8ヶ月、そして選ばれるのはわずか19名という過酷なオーディションが、ついに始まる。ブロードウェイ史上初めてカメラが捉えたその舞台裏には、想像を遥かに超える過酷な闘いがあった。代役候補から8ヶ月の間にめきめきと成長し、有力ダンサーの強力なライバルとなった新人。ほぼ手に入れた役を最後の瞬間に新鋭にさらわれる一流ダンサー。最終選考で互いの努力を知り尽くす親友とひとつの役を争うことになった日本人ダンサー。長きに渡るオーディションに挑み勝ち抜いていく者、敗れ去る者、それぞれの夢、希望、葛藤…。彼らダンサーたちの生の姿は、人生が変わる瞬間の光と影のドラマに満ちている。筋書きのない真実のストーリーが、圧倒的な迫力で見る者の胸を打つ!






これ邦題は「ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢」っていうクソださいものなんですが←ボロクソ
そんなねー「♪」なんて生易しいもんじゃないオーディション風景を描いているのに、なんじゃこの邦題はw
「Every Little Step -コーラスラインにかける夢」じゃダメだったんすかね?原題の「Every Little Step」はあの有名なラストの曲「ONE」の歌詞にも出てくるものだし、こっちのほうがいいのにねえ。


「コーラスライン」はあまりにも有名な作品だし、映画版や劇団四季版舞台を観たことある人も多いと思いますが。うちはユチョンブログなんで、書きたいと思いつつ今まで書いてませんでした。でも久しぶりにこのドキュメンタリーを観て、やっぱり素晴らしい作品だなぁと、ティッシュの箱抱えて、かなり泣きながら観ましたw

オーディションを受ける人々の姿だけではなくて、コーラスライン再演に向けての演出や振り付けやキャスティングスタッフたちのドキュメンタリーでもあります。私はミュージカルの世界をほぼ知らないので、マイケル・ベネット氏がどんなスゴイかとか解らず観てますがw


このドキュメンタリー、本編というか本作の「コーラスライン」を知らないとちょっと意味わからないかもしれないですね。ナンバーや役を知らないと解りづらいかもしれません。

「コーラスライン」は作品がそもそも舞台にひかれた白い線、その他大勢の出演者はその白い線より前に出られない、その線より後ろの役を得るために何千人もが闘うオーディションを描いた作品。なのでその作品を作るためのオーディションと作品が完全にリンクするわけです。もちろんドキュメンタリーだけど合格者に自然と目がいくように作られているのもあって、観ていて「やっぱりこの人が合格だ」って思えるようになってるのが上手いですね。

しかし驚くのは本当に層が厚いんだなってこと。素晴らしいダンサーでありつつ演技も出来て、なおかつ歌が上手いっていう人がぞろぞろ出てきます。クラシックの基礎は前提以前の当然、ジャズ、モダン、タップ、どれも踊れないとダメ。あまりに受けに来る人が多いから、オーディション会場に着くなり、とりあえず「10人ずつダブル・ピルエット」するんです。まずそこで振り落とすんですね。最終選考までなんと8ヶ月もかかっているんです。そこで最終選考で落とされる哀しみったらないでしょうね...。冒頭で1人が言うんです。

「この日のために子供のころから全てを投げ打って練習してきた
私の人生にはほかに何もないの」


みんなとっても前向きで、たとえ落ちたって負けるもんか、必ずいつか花咲いてみせるっていう力強さもあるけど、でも本当に必死にやってきたことが誰からも伝わってくるんですよね。それが本当に胸を打ちます。「選ばれる」ということの熾烈さ、シビアさがガンガン伝わります。


唯一ブロードウェイの「コーラスライン」に出演した日本人、高良結香さんも出てきます。彼女のことば「もう失業手当が終るの。I really need this job」これもまさにコーラスラインのナンバー「I Hope I Get It」の歌詞そのままですね。

この作品で涙が溢れたのはポール役のテストを受けるジェイソン。彼の演技に審査員達まで涙をこぼしてしまうんです。本当に、ジェイソン本人の物語を見てるようでした。ポールの役どころはゲイのダンサー。審査されているのは、オーディションで自分の話をしろと言われ、ゲイのショーで女装した姿を両親に見られた時のことを語るシーン。ポールは内緒にしていたのに、両親が舞台を見に来てしまった。知らん振りしていれば女装してるから気づかないかもと思って通り過ぎようとしたけど、お母さんがポールに気づいて「おーまいが...」ってつぶやくのを聞いてしまいます。そしてお父さんが監督に「息子を頼みます」と言ってくれた、初めて自分を息子と呼んでくれた、そのことを話して涙するシーンです。

いやー本当に素晴らしいよ、これ。
審査員も言うけど、オーディションとは思えない。

 

 


合否が決まって、それぞれ家族に報告するシーンもジーンとしたし、落ちてもまだ私は諦めないっていう姿にもジーンとします。

コーラスラインのナンバーがたくさんの受験者たちに歌われるのも、聞き比べの楽しみがあって良かった!本当に、いつ聴いても良い曲ばかりだなあと思います。

フィクションの映画も楽しいけど、ドキュメンタリーの強さと迫力ってスゴイなあと改めて感じました。
ドキュメンタリーじゃないほうの映画版も良かったので、もし観てない方はぜひ!まああまりに有名な作品なのでみんな観てるよねと思いつつ。

レオタードのデザインとかが時代を感じさせますがw

 

 

いろいろ感想書きたいものが溜まっていって追いつかない。

ユチョンのこともうあまり書かないんですか?という質問を少しまえに頂いたんですけどね。

いまはユチョンも私も充電期、って勝手に思ってますw

もちろん書きたいことがあれば書いていくつもりです。

私はもちろん変わらずユチョンペン。

ユチョンだけが私の「スペシャルな人」です。

 

なんかねー、お騒がせ予備新婦ちゃんが話題に出るたびにユチョンにまでも不満噴出、出てこなくなるとやっぱりユチョンが好き好き、また出てくると不満噴出、出てこなくなると好き好きっていう繰り返しをするユチョンペン界を見るのがツラくなっちゃったんですよね。ぶっちゃけてしまうと。

何回それ繰り返すんかな....と。

その無限ループを続けていくと疲弊してしまうようで。

これユチョンが順調に活動できたら簡単に収まるのかもしれないけど....きっとまだとうぶん厳しいんじゃないのかなぁ....。待ちますって書いたとき私は最初から年単位を覚悟してます。そう思っておくのが妥当な予想だと感じるし、もし早まったらなおさら嬉しいから。

待つって退屈でしょ。そして待っている間に「想像」や「思い込み」や「期待」ばかりが肥大していき、その過程で「厳しい現実」を見てしまうたびに落ち込み、最後には「疲弊」して「離脱」してしまうんじゃないかなって心配になる。

ユチョンペンは待つのがダントツ得意だと思うし、あえて黙るという賢明さも持ってると私は思ってます。でも今の事態は普通とは違うから....だから当然みんな疲れてるよね。だからこそ今は省エネ運転で、のんびり行きましょーって思うんですよね。そんなうまくいかないかもしれないけど、でもそう心掛けて行きたいです。

 

ちょこっとついでに書いておこうと思ったら長くなってしまったw