雨。

もう肌寒いぐらいですね。

九州地方は台風。。
皆さんのおところは大丈夫ですか?


こんな雨の日は家でベースの練習と、曲作り。。
って脳みそではわかっとるんですが、
まあいかんせんそれってただの普段の僕の日常なので、こういう時こそ外に出たくなる自分がいます(笑)。
わけわからんですね。


こんな日に限ってラーメン二郎が食いたくなるわけなんですよ。
僕の中の衝動よ、頼むからもうちょいジッとしてくれないかなあ。


そうそう。
ベースの練習も大切なんですが、僕のようなサポートをしている人間には、曲を覚えることも重要な仕事のひとつです。
家でできる仕事のひとつね。


例えば自分の場合は今年の11月後半〜年末にライブが集中しているので、
早めに覚えられる曲は覚えちゃった方がいいわけです。

宿題は早めに済まようよと。
はい。
とってもシンプルです。



ただ、ここからがなかなかうまくいかない部分なわなけです。


何故ならば、ライブで演奏する曲目、いわゆる「セットリスト」が出ないと、
覚えるべき曲を選出できないんです。


「なんでもいいからとりあえずどんどん曲を覚えていっちゃえば?」

うん。
そりゃ誰しもそう思いますよね。
ごもっとも。

ただ闇雲に、まだ覚えてない曲の譜面を興したり練習をしたりしてしまうと、
いざその曲がセットリストから外れていた時に、ちょっと、まあセンチメンタルな状態になるのは明白ですよね(笑)。
そうです、そういうことです。
1曲を覚えるのは決して楽なことではありません。


人間が1度で覚えられることにはある程度の限界があります。
できるだけ無駄のないように、本当に必要な部分だけ覚えて本番を迎えたいですよね。

テスト勉強なんかとある意味一緒です。
テストに出ない範囲の勉強は敢えてやるのはリスクが伴ってきます。
大切な記憶だけ持って、戦いに行きたいじゃないですか。



ただこの「セットリスト」。
(俗にいうセトリですが)
何カ月も前から出る、なんてことは滅多にありません。

そりゃ当然ちゃ当然です。

アーティストの目線に立てば、
ライブをやるその時のモードや気分、雰囲気でセトリは決めたいもんです。
(僕も自分のバンドをやっているのでその気持ちは痛いほどわかります。)

何カ月も先のライブのセトリを仮に決めたとしても、いざその時を迎えれば変えたくなるものなんです。
アーティストによってはライブやリハの直前に決める、なんてことも全然あります。
(特にサポートを雇っていないアーティストなんかは)



えーっと、ここで要点をまとめるとですね、

「セットリストはライブの近くにならないと明らかにならない」

ってことです(笑)。
要は。


「セトリが決まらない」イコール覚える曲が決まらないので、
ライブ直前にセトリが決まった場合は、曲を覚え始めるのも同じ時期になります。
要はライブ直前。


ただクライアントさんに寄ってはかなり早め(本番の一カ月前とか)にセトリを出してくれる現場もあるので、そういう場合はとっても助かります。
ありがたい限り。
最近は、曲順までは決まらずとも絶対にやる曲だけは決めてくれるアーティストさんもいます。



だからね、今の自分はベースの練習はしつつも、セトリ待ちな状態だったりします。
今やれることは他にももちろん沢山ありますが。
セトリが決定次第、ばばばと譜面興しの開始です。
こっからは無駄にできる時間はほんと無いです。



ちなみに。。

いま思うと、自分がやっていたバンドでサポートをお願いしていた時のこと、
僕らは僕らで、なかなかセトリをギリギリまで決めなかったなあ、と思い出します(笑)。

リハの直前とか、下手したらライブの直前とかね。
サポートしてくれた方にはご苦労おかけしたなと。。(苦笑)。





セットリストは、僕の活動においては重要な旅の手引き。

取説でもあるかな。




裕地