今回は、
新春yuchan 
お年玉すぺしある💟
ですほっこり音譜

が、

お年玉は

出ませんチューあせる

ので、

あしからず…ウインク合格






そういえば、トリュフォーの「大人は判ってくれない」で、アントワーヌ•ドワネル少年がバルザックを発見し、暗記するほど夢中になりバルザックの写真を飾ってろうそくをあげるシーンがあったような覚えがあり、その時「我、発見せり」と 言ったのを思い出したので、パンフレットの巻末のシナリオを見てみたら、載っていた。

⬆パンフレット「大人は判ってくれない」
 P.28より引用

⬆パンフレット「大人は判ってくれない」
 P.4より引用



「eureka 我、発見せり 〈後編〉」ですニコニコ

が、

前回、偶然見つけた〈=eureka!「我、発見せり!」〉安田成美のセカンドアルバム「ジィンジャー」に収録されている「パパを愛したように」という曲があって、いわゆる父と娘(父子家庭)の内容かと思ってその方向で書くものを進めていたのですが、よく歌詞を読むと内容が違ってました🙇
この曲をベースにして「父と娘」というスタンスで話を膨らませたかったので、底本となるもの(「パパを愛したように」)とご紹介する作品の家族形成が違います。確認不足でスミマセン🙏

ということで、今回は、

父と娘 が、テーマです

まず、思いついたのは、

獅子文六
20代の頃、一時期、獅子文六にハマっていました。
(左)「娘と私」新潮文庫
(右)「悦ちゃん」角川文庫
獅子文六は3回結婚していて、最初の結婚はフランス人。娘はハーフ。「娘と私」は私小説。
「悦ちゃん」は新聞小説で映画化もされている。
↓「悦ちゃん」のことを書いてます



「カトリーヌとパパ」
  パトリック•モディアノ 作
  ジャン=ジャック•サンペ 絵
   宇田川 悟  訳

モディアノの絵本。おフランスのエスプリにあふれています。挿絵はサンペ。フリーハンドのようにさらっと描いてますが線や色はフランスぽい?
雪の ニューヨーク。バレエ教室。物語は、大人になった主人公がパリで過ごした子供時代を回想する場面から始まる。
モディアノは〈モディアノ中毒〉と言われるくらい一部に熱狂的ファンがいるようです。ハルキストみたいなもんですかね?
モディアノを日本の作家に例えると誰になるだろう?村上春樹? 堀江敏幸とか松家仁之の作風にも近いような?
映画「ルシアンの青春」ではルイ•マルと脚本を共同執筆。映画化されたものに「イヴォンヌの香り」「ボン•ヴォヤージュ」。
児童文学or絵本コーナーに置かれていますが、大人が読んでも楽しめます。是非❗




「パパのカノジョは」
  ジャニス•レヴィ 作
  クリス•モンロー 絵
  もん 訳

だいぶ前ですが、買った本です。
ひと言でいうと、絶妙な距離感
主人公の女の子とパパのカノジョ。
それぞれの個性がとても(・∀・)イイんです。
こういうかんじ(自由な感性というか)は、やっぱりアメリカかなーと思ってしまう。




「さようならパパ」(1974)
   岸田理生
   宇野亜喜良 イラスト
    新書館

岸田理生は劇作家、脚本家、演出家
寺山修司主宰の「演劇実験室•天井桟敷」に入団。寺山と共同で数多くの作品を手がける。

新書館のフォアレディースのシリーズ

今はそれほどでもないですが、一時期すごく欲しくて探してました。新書館の For Ladiesシリーズは今でもファンが多いと思います。ブロ友さんがときどきこのシリーズの安井かずみのものをupされてますが、とてもシックです。
内容を確認できないのですが、宇野亜喜良のイラストはぜったいすてき🥰だし、挿入されている詩がよいみたいです。




「FATHER AND DAUGHTER」(2000)
 イギリス•オランダ•ベルギー
 マイケル•デュドク•ドゥ•ヴィット監督作品
ほぼモノクロに近い10分位の短編アニメ映画
シンプルな映像、ストーリーですが、しみじみとした作品です。私は聞くことは出来なかったけど、音楽もいいそうです。
YouTubeで見られるので、是非❗




「放課後の音符(キーノート)
   山田詠美
    新潮文庫

yuchanが中学か高校のときに、雑誌「オリーブ」に連載されていた短編小説。
当時、バイブル的な読み物だった。
いちばん最後の「keynote」
父と娘の会話。(母親は家を出て行った)
今思うと、こういう洗練された会話をする親子はいるのか、ちょっと疑わしくなるが。
この小説を読んで初めて〈ミル〉という名前の香水を知った。
(ミルはフランス語のmille)
〈千(1,000)〉という意味の、香水。




「こんぺいと•は•あまい」
   くらもちふさこ
    集英社

くんちゃん(表紙)という中学生の女の子が主人公。
父子家庭だけど父子家庭に焦点を合わせているのではなく、思春期の身体と心の変化や揺れの描き方が、さすが、くらもちふさこ照れ飛び出すハート
どんなに父親とうまくいっていてもやはり性的な問題、初潮、初ブラのことなんかは言いづらいのではないか?
くんちゃんの場合は亡くなった母親がブラを父親に託して(中学生になったら渡すようにと伝言)いたが、くんちゃんはなかなか付けられない。そういう場合、お胸があると、どうしても猫背になってしまう。同級生の男子に猫背を「ゴリラ」と言われからかわれる。実は父親は再婚を考えており、その相手の子供は…
そして、ブラの問題は姉のような存在の、〈チャコ〉が解決してくれる。
くんちゃんに〈ある物〉を、渡す。

くんちゃん「よくわかったな••••••」「おれがすごくほしかったもの」(すごくほしかったもの、に傍点)
チャコ「そりゃ好きな人のことはわかりたいと思うから」「とーぜんよ

「こんぺいと•は•あまい」は「いろはにこんぺいと」の続編。「いろはにこんぺいと」(こちらはチャコが主人公)から読まれるとよいと思います。

「父と娘」とは関係ないのですが、くらもちふさこの漫画のことをブロ友さんがブログで書かれているので、リブログをお願いしました!

今回のすぺしあるゲスト💞

さざなみ スワンさんです💕

占い師をされていて、幅広いジャンルの深層を解説し洞察されています❗
くらもちふさこの漫画の魅力を感じてください
ダウン




「父と娘」──

最後は、フランス文学者、武道家、エッセイストetc.の肩書きがある、内田樹さん。

現在は再婚されていますが、30年前に離婚して娘と父子家庭をしていた。

内田樹さんと娘さんの内田るんさんとの対談が婦人公論のweb版で読めます。

内田樹、内田るん→検索






「パパを愛したように」安田成美


〈前編〉でご紹介した安田成美のアルバム「ジィンジャー」の収録曲の、

「パパを愛したように」
かしぶち哲郎  作詞•作曲
大村憲司  アレンジ
です🥰





私は聴くことができないので、よろしければ食べログならず歌(音)ログ?してくださるとうれしい(≧w≦)です!

が、

「ピンクの水着、すてきです!」

とか、言(ゆ)わんよーにチューびっくりマーク

そんなことは、

聞いーてませんのでおーっ!ドンッ



ついでに




「Sueはおちゃめなパン屋さん」
   安田成美

鈴木博文  作詞
鈴木慶一  作曲
高橋幸宏  編曲

ムーンライダーズの鈴木兄弟とビートニクスの慶一さんと幸宏さんのタッグ。













(。・∀・。)ノブルー音符ハートむらさき音符音符キラキラピンク音符

EUREKA✴
我、発見せり🌠












MATANE~🌱🌱🌱