札幌市中央区大通にある

カウンセリングオフィスプログレス

向裕加(むかいゆか)の

 

 

毎日更新ブログ

ご覧いただき

ありがとうございますラブラブ

 

 

 

該当する方が

お近くにいらっしゃったら

是非、シェア/拡散

お願いしますドキドキ

下矢印下矢印下矢印

 

 

【北海道限定】
コロナ治療最前線で働く
医療従事者/保健師向けに
無料カウンセリングを受付中
‼️

詳細はコチラ
クリック
上矢印して下さい。

 

 

vol.322

 

 

 

 

今日は

日曜日ですが

 

 

朝からガシガシと

パソコンの画面の前で

(正確にはiPadだけど…)

お勉強。

 

 

 

『心理臨床家のための

 動画で学ぶ「共感」

 オンライン講座』

 

 

なるものを

受講していました。

 

 

 

 

講師は

 

 

かれこれ

20年以上も前からの

お付き合いになる

 

 

お茶の水女子大学の

岩壁茂准教授下差し

 

 

(左が岩壁先生)

 

 

 

岩壁先生はカナダ🇨🇦の

モントリオールにある

 

 

McGill大学で

博士課程を修了されて

日本に戻ってきたばかり頃に

 

 

私が大学院生として

在籍していた大学に

 

 

講師として赴任してきた

というご縁で

知り合うことになりました。

 

 

 

 

岩壁先生は

臨床心理士の業界では

 

 

気鋭の臨床家、

そして、研究者として

とても有名です。

 

 

 

 

過去数年間、

岩壁先生が

専門とされている

 

 

Emotion Focused Therapy

(感情焦点化療法)の

トレーニングを受講したり

 

 

去年は

ワークショップの通訳として

参加させていただいたりして

 

 

20年経った今でも

先生とは交流させて

いただいています。

 

 

 

 

今日は

そんな岩壁先生が

 

 

「共感」について

動画を用いながら

レクチャーしてくれる

 

 

…ということで

 

 

とても楽しみに

していました。

 

 

 

 

今日の

オンライン講座の中で

 

 

特に

私の心に響いたのは

 

 

共感は

 

 

Following & Leading

の両方が必要‼️

 

 

ということ。

 

 

 

 

Following = ついていく

Leading = 引っ張っていく

 

 

…という意味ですが

 

 

この2つが

両輪として動いてはじめて

 

 

「共感」が

促進されて

 

 

セラピーが

前進していく

 

 

んですよ〜

 

 

とお話されていました。

 

 

 

 

でも

 

 

「共感」する

ということを

 

 

ひたすら

 

 

「うん、うん」

「そうなんですね〜」

 

 

と傾聴すること

と勘違いしている

 

 

カウンセラーは

残念ながら

結構、います。

 

 

こういう

カウンセラーや

治療者は

 

 

「共感」の

本質に触れた

 

 

トレーニングを

受けたことが

ないんでしょうね。

 

 

 

 

2日前のブログでも

お話しましたが

 

 

セラピーや

カウンセリングでは

 

 

「共感」ということが

とても重要視されていて

 

 

1に「共感」

2に「共感」

 

 

3、4がなくて

 

 

5に「共感」

 

 

っていうくらい

大事なので

 

 

セラピストや

カウンセラーとして

 

 

「共感」する力に

乏しいというのは

かなり致命的。

 

 

 

 

私のクライエントで

 

 

私のところに来る前に

別のカウンセラーに

 

 

何度かカウンセリングを

受けたことがある

 

 

…という方が

いらっしゃいますが

 

 

その方は

初回のときに

こうおっしゃいました。

 

 

 

 

「(前のカウンセラーは)

 話は聴いてくれるんです。

 

 それはイイんですけど

 ただただ、『うん、うん』と

 話を聴いてくれるだけで

 

 それ以上は

 何もなかったんですよね…」

 

 

 

 

こんな風に

 

 

ひたすら

クライエントの話を

追っていくのが

 

 

まさに

Following

 

 

なんですけど

 

 

このカウンセラーは

Followingばっかりで

Leadingがなかったので

 

 

「共感してもらてる」とも

カウンセリングが

前進しているとも

 

 

クライエントは

感じられず

 

 

私のところを

訪れることになった

というワケです。

 

 

 

 

「じゃぁ、

 Leadingって何?」

 

 

 

 

という話になりますが

 

 

Leadingは

 

 

クライエントの

体験している

 

 

気持ちや感情を

深めるために

 

 

治療者が想像力を

フルに発揮して

 

 

ちょっと先をいって

ガイドする

 

 

…ような感じを

イメージしてもらえたら

イイでしょうか。

 

 

 

 

「それって

 どんな感じでしょうか?」

 

 

「そんな風に感じたときの

 具体的な場面を

 思い出してもらえますか?」

 

 

というように

 

 

戦略的に問いを

投げかけていく

プロセスを通して

 

 

クライエントの

深いレベルでの

感情を引き出し

 

 

クライエント自身が

その感情の理解や受容、

 

 

そして、自分に対する

共感を深めていくのを

促していく…

 

 

という意味での

Leading

なんですね。

 

 

 

 

話をただただ

聴いているだけでは

 

 

セッションに

深まりが出てこないのは

こういう理由ですし

 

 

この辺りが

素人の悩み相談と

プロのそれとの

 

 

 

 

決定的な違い

 

 

とも言えるでしょう。

 

 

 

 

心理セラピーや

カウンセリングは

 

 

残念ながら

 

 

公認心理師(国家資格)や

臨床心理士の

独占業務ではないので

 

 

巷には

心理カウンセラーや

心理セラピストと

 

 

名乗る人たちで

溢れかえっていて

 

 

中には

数ヶ月の通信教育の

修了証をもって

 

 

十分な

トレーニングも

実績もないのに

 

 

「カウンセラーです!」

 

 

と名乗って

実践している人がいるのが

 

 

現実だったりも

するんですよね〜。

 

 

(十分な教育やトレーニング、

 指導や実績をなくしては

 怖くてそんなこと

 できませんけどね、個人的には…)

 

 

 

 

 

もし、治療者が

Followingはできても

Leadingができなくて

 

 

数回(少なくとも3〜4回)

のセッションを受けても

 

 

深いレベルで

自分の感情と自分自身が

 

 

繋がる感覚を得ることが

できないようでしたら、

 

 

思い切って

セラピスト/カウンセラーを

 

 

変えてみた方が

ベターかも知れません。

 

 

 

 

セラピスト/

カウンセラーは

 

 

「傾聴」

つまり、Followingは

 

 

できて当たり前

 

 

です。

 

 

 

 

むしろ

着目すべきは

 

 

新しい視点や気づきを

与えてくれたり

 

 

心のモヤモヤを

ちょっとでもクリアに

してくれるような

 

 

クライエントの問題を

多角的にアセスメントした上で、

目標を見据えた

 

 

戦略的な

問いや働きかけ

 

 

つまり

Leadingが

できるかどうか

 

 

 

 

セラピーや

カウンセリングを

受ける際には

 

 

こういう点に着目して

治療者を選んでみることを

オススメします。

 

 

公認心理師/臨床心理士
向 裕加(むかい ゆか)

 

対面セッション再開しました‼️

ZOOMによる

オンラインセッションも

受付中です!!

 

 

お気軽にお問合せください

 

 

お問合せはこちらから
下矢印下矢印下矢印
お問合せ



ホームページはこちらから
下矢印下矢印下矢印
カウンセリングオフィス プログレス


札幌市中央区大通西1丁目14-2
桂和大通ビル50 9F
リージャスオフィスセンター内

公認心理師/臨床心理士
向 裕加(むかい ゆか)