何ヶ月か前に大学時代の友達と話していた時のこと。彼女は家族で年に何回もディズニーに行くらしい。私は人生で2回、TDLに行っただけで、TDSには1回も行ったことがない。すると、友達が「ヴェネチア行ったことある?」と尋ねるので、「この夏、行くよ」と返すと、「じゃぁ、行く必要ない。ヴェネチアを模したのがTDSだから」とのこと。ヴェネチア観光中、何度もこの言葉を思い出していた。いや、TDSも行ってみたいし。
そんな(どんな?)期待を胸に、イタロでサンタルチア駅へ。駅を下りた瞬間、運河の光景が広がる。膝カックンされたくらい、感激する。行ったことある人は「TDSみた~い!」と思うのだろうか?
ヴェネチア2 リド島な理由
リド島までは、ヴァポレットという水上バスで移動。飾り気のない水上バスだけど、窓からは絶景。エアコンはないけど、水辺だけに涼しい。40分くらいでリド島に到着。
乗り場から徒歩3分でホテルに到着。小さいけどクラシックな感じの良いホテル。最上階(と言っても4階)の角部屋。窓からも絶景。
ヴェネチア本島ではなくリド島にホテルを取ったのには3つ理由があります(小論文風)。ちなみに『ベニスに死す』は一度も見たことが無いので、無関係。
1つには、本島は高い・狭いが当たり前、と聞いたり見たりしたこと。
2つめは、ローマもフィレンツェもシティなので、水辺感を満喫するのには、ヴェネチア<リド島の方が良いかな、という思い。
3つめに、「そう言えば、イタリアって、ゴルフできるのかな?」と調べてたら、コシノヒロコさんのブログ?に出会い、「リド島に城壁越えのホールのあるゴルフ場がある」と書いてあり、興味がわいてきた。城壁越え!?やってみたい!島にゴルフ場は1カ所だけで、Google Earthでどれだけ拡大しても城壁越えのホールはなく、ますます興味がわく。これは、行って確かめるしかない。
と言うわけで、チェックインして、しばらくしてから、貸し自転車屋へ。島を1周するのに2時間もあれば良いだろうと、保証金50ユーロ(orパスポート本体を預ける)を預けてスタート。石畳ではなく、普通の舗装された道は久しぶり。ヴェネチア本島と違って、バスも車も走ってる。自転車は車と同じ扱いなので、木陰のない道も半分くらい。あ、車と言えば、ローマよりもフィレンツェよりも高級車が多い。セレブが多いのね。
さぁ、ゴルフ場だ。自転車で入っ行くって(笑)。怒られないか不安になりながらも、クラブハウスのテラスで写真を撮ったり、貸しクラブを物色したり。最終ホールを見てみると、なんと例の城壁越えのホールがそこにあった!どうやら、城壁を越えたらそこにグリーンがある、と言う意味の城壁越えだったらしい。ボールが3つ、城壁を越えて降ってきて(1つのみグリーンオン)、しばらくすると、おじさん達がトロリーを引いてやって来る。そして、回転灯のスイッチを押す。たぶん、ホールアウトしたら別の回転灯を押して、後ろの組に知らせるのだと思われる。これかぁ~。やりたいなぁ~。でも、高いのです。やはり。そして、暑いし。自転車だし。と、諦める理由を予め用意して来たから、いいや。でも、いつか、プレーしてみたいなぁ。
この後、公共のビーチの入口が見えてきた。おぉ、ここに人が集まっていたのね。海水浴に興味の無い私達だけど、「ヌーディストビーチかもよ」と言う私の一言で、ビーチ際まで行ってみることになった。ヌーディストはいなかったけど、ヨーロッパの海水浴場を初めて見る、という初めての経験はできた。一応、今回の旅行、水着は持ってきたけど、あんな年配のご婦人達が、あんなビキニでいらっしゃるのに、私の水着は気合いが足りなさすぎる。次に来る時は、最低でもビキニを持参しなければ。
ちなみに、帰りの海岸沿いはプライベートビーチのような所が何カ所かあって、そこにはボトムレスの男性がいた。トップレスの女性もいたのかも知れない。ビーチを楽しむ人や犬がいて、リゾート地に来たんだという実感がした。
自転車は結局、2時間少し借りた。寄り道(ゴルフ場、ビーチ)をしなければ、島を1周するのに、1時間もかからないのかも知れない。
ヴェネチア3 さらに離島
ブラーノ島はカラフルな家々で有名な島。インスタ映えする写真がたくさん撮れる。インスタ、やってないけど。
ここで食べたピザが、一番美味しかった。
ムラーノ島はヴェネチアンガラスで有名な島。工房とギャラリーを見学させてもらっただけでお腹いっぱい。いつか、買えるといいなあ。
ヴァポレット乗り間違えが結構あって、時間をロスしたりもあったけど、離島巡りも楽しかった。
ヴェネチア4 本島でのアクティビティ
神社仏閣は興味ないので、町歩きがメイン。迷路みたいな町をウロウロして、市場へたどり着く。謎のお土産は仮面が多い。買わないけど。運河、橋、路地、運河、橋の連続。同じ所に戻ってくるなんて、到底無理。行きたいお店へはGoogle先生が連れて行ってくれる。
楽しみにしていたのは、バーカロ。ワインとちょっとしたおつまみ*tikettei(でバー巡りをする。1軒目でスピリッツとワイン、おつまみを購入して、運河沿いで軽く食べ、5€パスタを目指して美味しくないので止めて、リド島へ戻り、2日目の夜行ったレストランの外のスペースで居酒屋メニューでご満悦。ここのツマミ、どれも美味しい。移転してきてほしい。
翌日、ローマへ戻って、真実の口と三越にあるニセモノの真実の口で写真を撮る。
お土産買ったり、バスでウロウロして、
最後の晩餐は、楽しみに残しておいた
トラステヴェレ地区で。
おぉー、飲み屋がいっぱい!
一応、調べて入ったお店は大正解!
これなんて、サービス。
食べたかったアーティチョークのフリット。
次にローマに来る時は、この界隈に泊まりたい。
あー、楽しかったー。
また絶対来たい。