アマビコ | 湯舟沢 鰐牙丸の幻夢草子

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アマビコ(海彦、天彦、天日子、尼彦、あま彦、雨彦)

または天彦入道・尼彦入道(あまびこにゅうどう)は、肥後国熊本ほか各地に伝わる妖怪。海中などから出現をして吉凶にまつわる予言めいたことを言い残したとされる。

アマビコは、江戸時代後期から明治中期にかけての資料や新聞記事などで確認されている妖怪で、絵と文がいっしょに書かれた形式で人々の間に広まった噂話・風説[1]として記録されたり、根拠不明あるいは時代遅れの迷信として報道されている。その内容の多くは、異様な生物(3本足など)のような絵と、絵に示された存在が人間の言葉で「自分の名前」や「人間の大多数が死に絶えること」あるいは「豊作や疫病が発生すること」そして「自分の姿をかきしるした者は難をのがれることが出来ること」を告げて去ったということを記載している。

主に海に出現したとされ、アマビエを含め夜、光っていたという例もいくつかみえる外見は、たいがいが体毛におおわれた(顔が無毛、坊主頭の例あり)三本足か四足動物のようで、容貌は猿似か等とされる。また、猿の声を発して人を呼ぶとも言われる。

アマビコ(アマビエ含む)の現存する文献資料は10点以上が知られており、肉筆画(画と書写)、摺物(木版画)、そして明治の新聞記事(当時出回った摺物を扱う)に分かれている。