演歌について/鬼のソウル・ミュージック | 湯舟沢 於鰐の幻夢草子

湯舟沢 於鰐の幻夢草子

私、湯舟沢 於鰐がこさえた幻をアップ致します。
鬼神や龍、妖怪などの絵をUPしております。

今やかつての日本の流行歌ジャンル「演歌」は日本人に嫌われまくって、終いにゃルーツが韓国だとか押し付ける始末ですが、演歌について語りたいと思います。

演歌は明治時代の自由民権運動から生まれた「演説歌」がルーツだとされます。

昭和から今に至る演歌の特徴を確立させたのが、作曲家の古賀政男さんでこの方は少年時代韓国で暮らした経験があるそうです。韓国ルーツ説はここから来てると思いますが、しかしそれだけを理由に韓国ルーツってのはちょっと違う気がします。

まず昭和からの演歌の特徴としてヨナ抜き音階が挙げられます。4(ファ)と7(シ)を使わない音階です。

韓国の音楽がヨナ抜き音階ならまだ分かりますが、そういうわけでも無さそうです。

でヨナ抜き音階の代表的な曲が大正時代に流行した「船頭小唄」です。内容も曲調もかなり暗いものになっておりヨナ抜き音階で演歌みたいに暗いので、ここから演歌に発展していったんではないかと思ってます。

因みに韓国では一時期、演歌は倭色音楽だとして国内で撲滅されそうになる事態に発展しています。
お互い押し付け合ってるんですかね。

ただ演歌が日本のソウル・ミュージックというのも確かに違うと思います。

日本といえば海外のものを器用に模倣して取り入れて使う国ですから、日本のソウル・ミュージックなら海外の模倣の歌の方が合ってると思います。

演歌に関してある興味深い記事を見つけました。
これの下部の方に書いてあります。



個人的に演歌というと真っ先に東北地方を思い浮かべます。

東北といえば日本先住民、蝦夷の文化圏。

蝦夷は長年大和から鬼扱いされてきた歴史があるので、演歌は迫害される被支配者の苦悩(怨み)を表現した「鬼のソウル・ミュージック」なのでは無いでしょうか。

以上です。