両面宿儺両面宿儺(りょうめんすくな)仁徳天皇の時代の飛騨に現れたとされる異形の人物、もしくは鬼神である。『日本書紀』において武振熊命に討たれた凶賊とする一方で、岐阜県においては毒龍退治を行ったり、寺院の開基となった豪族とする伝承も残されている。なお、宿儺とは古墳時代における主なカバネ(称号)の一つである。