「イハラ リョウタさんです。」


ドキッとした。「なぜ?」「何故知ってる?」


人事部長が新入生のレクチャーの前に、私の事を知っている人がいるか尋ねたのだ。


バカげた質問だ。会ったことも無い新入生なのに、わかるはずがない。




と思っていたが、大勢いる新入生の中で、Yumiが突然発言した。


フルネームで私の名前を知っているとは。。。


直属の部下だって答えられる者はそういない筈だ。





「イハラ リョウタさんです。」「マーケティング部のイハラ部長です。」


Yumiとの出会いはこんなサプライズから始まった。