やっと終わりました。


 しかし、あっさりなんで感動が薄いです。

 書かれている評価とか見てみて、その通りだなぁって思います汗



 サブイベントのボエボエの件でも、やるのは上辺だけなんで・・。

 ボエボエっていう人も可哀想な人だね、で終わったし。

 彼が金の亡者になった経緯が知りたかったし、何処まで双子が関わるのかも知りたかった。





 暗い話を加えたくないって考えは分からなくもないけれど、綺麗な部分ばっかり取り繕ってても本当に伝えたいものは伝わらないし、大事なことに気付かないです。


 ゲームに限らず、遊ぶときにまで重たい話はしなくても良いっていうのはあるんだろうけど、遊びを通して解ることってきっとあるよ。


 今は、気付くと何でも大人たちはそうやってオブラートに、過保護にしてしまっている気がする。

 意外と、子供って鋭いよ。





 ロディに関して、私は別に彼女は嫌いじゃないのですよ。

 だけど、彼女を登場させキャラクターを主張させ過ぎることにより。

 彼女とダオスに関するお話が濃くなりすぎて、次第にゲームが楽しくなくなったし、ダオスの人柄っていうかキャラクター性が疑わしくなった。



 まだ、GAMEBOY COLORで発売された、なりダンをやってないので比較しようもないけれど、少なくともPhantasia・本編を見る限り、ダオスというキャラクターは、思慮深い人で器も大きいように思う。

 なのに、なりダンXのダオスは、初っぱなからディオとメルが再び同じ罪を犯す可能性が有るからと決め付け、始末しにかかってる・・という風に感じる。


 ノルンもそんな感じにしか思えない。


 エトスが過保護過ぎて、否定してばっかり。

 クルールが空気になる。
 ・・クルールだけじゃなくて、後半辺りからはロディとダオスの存在が主張するので他の時空戦士も殆ど空気。





 さておき、少なくともダオスのことを知っているのは幼かった頃に出会いがあってやり取りをしたロディだけだし、そんなんでダオスはそんな人じゃないとか、抱えているものがあるなら力になってあげたいとか言われても・・。


 なりダンXを初めに、また、先に遊んだってこともあるけれども、感情移入は全く出来なかった。



 露骨にいうと、モロにスタッフの好みでやったじゃん?って。



 重たい話を避けておきながら、ダオスの在りし日の姿や彼への思いを語る描写をされたり、双子へ自分の犯した罪の重さは・・とか言われても。

 見てるこちらは、オイテケボリです。





 ともかく、上辺ばっかりの付き合い方や生き方も良いけれど、感動なんかさせられない。


 辛くなるけど心が温かくなるお話っていうのを、ゲームで体感したいっていう人もきっといるはずじゃないの。

 重たい話をしたくない・聞きたくない気持ちはわかるけど、そういう人は多分人との真面目な付き合いは無理でしょうね。







 まぁ、良かったことは。


 TPをあんまり気にしないで出来る戦闘。


 長くて迷宮のようなダンジョンが、簡略化されてるところ。


 GAMEBOY COLOR版を遊びたくなった。



 それと、主題歌。

 奥華子さんの歌や歌声は、心が温かくなる。



 それだけが救いです。