買ってきちゃったあせる


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 連載されていた当時は、確かまだ小学生だったような気がする。

 少女漫画を読み出したキッカケなど、とうに忘れてしまったけれど、母がマーガレットとかたまに買ってきていて、付録を良く貰っていました。


 小学生だった時代、お小遣いなんて1日50円とか100円とか、その日必要なものがある時に貰っていて、貯まったら本屋さんにりぼんを買いに行くようになりました。


 それだけでも、何だか懐かしいという。





 当時は、池野先生の『ときめきトゥナイト』や水沢先生の『ポニーテール白書』とか連載されていて、私は柊先生の『星の瞳のシルエット』が何となく好きでした。

 内容が、子供の頃に出会った名も知らない男の子に、星のかけらを貰う思い出があって。

 数年後、その子と再会したが・・。


 そんな、ちょっと乙女チックな感じのストーリーにドキドキもした・・ような気がするあせる



 キャッチコピーが、確か『250万乙女のバイブル』だったような。


 そういうだけあって、親友と同じ人を好きになってしまって、親友との確執や自分の気持ちとの葛藤など、そして、主人公を見守る親友や、主人公を巡る仲間との交流が、上手く描かれていたと思います。



 当時の自分は、あんまり深いところまでは考えていませんでしたし、恋など知らぬ自分には到底解る筈もない心理描写などがされていて。



 そんな私は、主人公の香澄ちゃんが一番好きでした。

 しかし、今、大人?になる内に物事が理解出来るようになると、香澄ちゃんって割と腹黒だったんだねと・・(´・ω・`)

 親友・真理子の好きな人を、たまたま好きになってしまった気持ちは仕方ないとも思うし。


 そして、愛しの君・久住くんは、なかなかのフェミニスト。
 優しいし、格好良いし、天体が好きなロマンチスト。


 今では居ない、自分の事を俺ではなく僕呼び。

※ 男友達の前では『俺』ですが。



 香澄ちゃんじゃなくても、誰もが好きになりそう(?)





 とにもかくにも、今では香澄ちゃんじゃなくて、香澄ちゃんと真理子ちゃんを温かく見守ってきた沙樹ちゃんが好きですねキラキラ

 自分も辛い気持ちを抱えていたのに。

 それを表に出さず、また3人で仲良くやっていた日に戻る事を願って、2人を支えて見守っています。



 沙樹ちゃんの、サバサバしたキャラクターも好きです。
 私には無理っぽい汗





 あと、昔は真理子ちゃんって好きじゃなかったんだけど、物事をわかってくるようになると、同情出来るというか。


 真理子ちゃんとしては、やっぱり、香澄ちゃんにちゃんと言って欲しかったんじゃないかなぁ。

・・とか。


 気を遣って振られたからと、香澄ちゃんに久住くんをくっ付けられて、挙げ句、久住くんはとうとう振り向いてくれることはありませんでした・・。


 バカみたいって言ってた時の悔しい気持ち、何だか痛いくらい解るよ。





 久住くんと友達の司くんも、今思うと何がしたかったんだろうと、ちょっと疑問ですあせる


 沙樹ちゃんとは幼なじみで、お家はお隣同士。

 初めて会った時からお互いに素直じゃなくて、会うとイガミ合ってます。





 プレイボーイな司くん、香澄ちゃんの為に久住くんとの仲を取り持ったかと思うと香澄ちゃんにモーション掛けたり、そうかと思うと実は沙樹ちゃんが初恋で、ずっと好きだった・・。



 まぁ、沙樹ちゃんに対して素直になれよとか言う前に、あんたも素直にならんかいw





 おケイこと吉祥寺啓子ちゃんも、美人さんで、なかなかサバサバしていて、ポジティブシンキングで、好感持てます。


 当時は、あちこち引っ掻き回してウザったいなぁとか思っていたのですが。



 おケイに関して見解が変わったのは、キャンパスライフを描いた番外編の『エンゲージ』です。

 この辺については、文庫に収録されてるので読まれてみて下さい。







 何はともあれ、女の子ってのは・・怖いですねw