エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に | ゆびにんブログ -指人形10,000体作りま…すん-

ゆびにんブログ -指人形10,000体作りま…すん-

日記を書きつつ、ゆるーく指人形10,000体を目指すブログです。

150121
(2015/01/20 制作)


今週はノー映画、ショウジですショウジ

本日の『本能寺ホテル』の試写会、はずれたので今週は映画なしです。

昨年末の万城目学さんのツイートにより、公開前にして既にいわくつきになった作品だったんで

ぜひとも観たかったんですけどね〜 ( ´Д`)=3

こういう時に限って当たってないっていうw

どういうアレでいわくつきになったのかは

「本能寺ホテル 万城目学」とかで検索してみてください。

ちなみに、私は絶対に観に行きません。

今回の件でフジテレビ制作の映画は自腹切らないと心に誓いました。

まあ、元々フジ制作の作品はつまらないと相場が決まっていますしね。。。




さてさて!

本日は、私の映画初めの作品の感想です。

昨年観に行くつもりでしたが、行けなかったので新年1発目にしてみました。


『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』

◎あらすじ◎
野球推薦で大学に入学したジェイクとチームメイトたちの
新学期までの3日と15時間を描く。

◎つながり作品◎
6才のボクが、大人になるまで。
(続編的な意味合いの作品らしいです)

◎レンタル予想◎
青春ドラマ/コメディ

◎過去に観た同監督作品◎
ビフォア・サンライズ 恋人までの距離、ビフォア・サンセット
ビフォア・ミッドナイト、6才のボクが、大人になるまで。

◎観に行くきっかけ◎
リチャード・リンクレイター監督作品なので。
偶然にも2015年の映画初めもリンクレイター作品でした。


感想をひとことで言いますと


いいなあ…


今作では、新学期が始まるまでの自由時間を

酒・女・音楽・バカ騒ぎに費やす青年たちが描かれているのですが

私自身には大学時代がなかったのと、バカ騒ぎに興じたことがないので純粋に羨ましかったです。

(高専は大学とちょっと似てるけど、結果的には似て非なるものなんですよね…)

つい最近DVDで観た『ロック・スター』も

絵に描いたような「セックス、ドラッグ、ロックンロール」で

やはり同じように羨ましく思いました。

でも両作品に登場するパリピが身近に存在したら

きっと私は羨ましく思いつつも白い目で見てしまうことに終始して

結局その輪の中には入らないんだろうなあ… ( ´`)

理性とかプライドどうこうの問題ではなくて、根本的に向いてないんですよねw

あそこまでバカになるにはある種の才能が必要なんですよ。。。

あと、あれくらいカラッと楽しむには男子じゃないと無理だと思う。

女子の青春ドラマであそこまでカラッとしたもの観たことないですもの…

やっぱりどうしても嫉妬とか情念とか絡んできてジメッとしちゃいますからねw




過去に私が観たリンクレイター作品同様、今作の登場人物たちもまー喋る喋る!

上映時間は2時間切ってるんですけど

台詞の多さから2時間半くらいある感じがしましたw

特に中身のないことを喋っているのかと思いきや、時たま真理をついた言葉が出てきたりして

ボーッと観ていても、ふいにハッとさせられる場面が多かったです。

フライヤーにもチラッと書かれている

「死ぬ間際に後悔するのはやったことじゃない。やり残したことさ。」という言葉は

昨年「死」をテーマにした作品を立て続けに観たことで私に突きつけられた

「死ぬまでをいかにして生きるか」という命題を再度確認させられる言葉でした。

どんな人間も等しく「あ〜あれやりたかったな…」ということが残るとは思うのですが

「これだけは!」と思うことを優先的にやっていきたいものです。




キャラクターとしては、フィネガン、デイル、ウィロビー、ブラムリー、ビバリーが好きでした。

主人公のジェイクは…うーん、普通すぎてどうもw

フィネガンは率先してバカなことをやるキャラクターでしたが

実はチームの中で一番真面目な人間だと思います。

そのギャップが良い!

ウィロビーには、あ〜私の好きなキャラはやっぱり途中でいなくなる…と思わされましたw

デイルは単純に良い奴で好き、ブラムリーは見た目が可愛くて好き。

ヒロイン役のビバリーは、擦れてなくてそれでいて知的なところが良かったです。

ビフォアシリーズのセリーヌを思わせる役どころで

リンクレイター監督のタイプはこういう女性なのかなとチラリと思いました。


ランキングにほんブログ村 ハンドメイドブログ 人形・ぬいぐるみへ
 ↑     ↑
今年一発目は★★作品でした。