ちょっとした私信 | ゆびにんブログ -指人形10,000体作りま…すん-

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日記を書きつつ、ゆるーく指人形10,000体を目指すブログです。

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ちょっと事情がありまして、本日は年下の親戚への私信を掲載します、ショウジですショウジ

冒頭画像はポストのポスティ。

手紙なのでこのゆびにん。

本日の文章はたった一人に宛てているので

読者のみなさまはサクッと飛ばしていただいて構いません。

もちろん興味のある方は読んでいただいて大丈夫ですw




今年中学3年生になったYへ


お元気ですか?受験勉強は進んでいますか?

先日、あなたが今でも時々ブログを読んでくれている、と母から聞きました。

ありがとう!

今日はあなたにどうしても伝えたいことがあってここに書いています。

なぜ手紙にしないのかというと、あなたのお母さんに先に読まれた場合

あなたの手に渡らないまま捨てられてしまう可能性があるからです。

その点、ここに書いておけば勝手に捨てられるということもないし

たまにブログに来てくれているなら、この記事も読む可能性が高いので

ブログに書くという方法を採りました。

わたしがこれから書くことは、もしかしたらあなたにはピンと来ないかもしれません。

突然このような文章を読んでも、戸惑ってしまうだろうし

なぜそんなことを言うんだろう?と疑問に思うことでしょう。

でも、今すぐに理解できなかったとしても、近い将来、分かる日が必ずやってきます。

だからこのブログを最後まで読んでくれると嬉しいです。



まず、あなたにどうしても伝えたいことは

親だからとか親戚だからという理由で全幅の信頼を寄せてはならない、ということです。

育ててもらった、親切にしてもらった、などと過剰に恩に感じるのはやめましょう。

「生んでやった」「育ててやった」「あれをしてやった」「これをしてやった」

などと、あなたに恩に着せるようなことを言う人間がいたとしても

それを気にする必要は全くありません。

なぜなら、相手はそれをしよう・してあげたいと思ったからやっただけであって

後々恩を着せるためにやったわけではないはずだからです。

そして、もし恩を着せるためにやっていたんだとしたら

見返りを期待したり、損得勘定だけで行動する人間の相手をする必要はそもそもないので

どちらにしても気にする必要はありません。

そういう人間は一生見返りを求めて行動指針を決めるので、関係を断つことも時には大切です。

血縁関係に振り回されず、自分が心底信頼できると思う人間を信じてください。

そして「この人の言ってることはおかしいのでは…」と思った時には

自分の感覚を優先して、その人を信用すること自体をやめましょう。

それはわたしに対しても同じです。

この文章をまったく信用して貰えなくてもわたしは構わないし

わたしを嫌ってくれても構いません。

あなたが人に振り回されず、自立して、自分の信じる道を歩んでくれればそれでいいのです。



2つ目。

いくら友達だろうと恋人だろうと、他人同士がすべてを知っているわけではないように

親や親戚があなたのことを100%知っていて理解しているわけではないし

逆に、あなたが親や親戚のすべてを知っているわけでもありません。

例えば

あなたのお母さんのお兄さんが、わたしの祖母から借金して未だに返していないこと。

(彼は仕事に失敗したり、女性に振り回されたり
 色々あった後に札幌からそちらに帰っています。)

例えば

あなたのお父さんは離婚後、あなたに会いたいとあなたのお母さんにメールや電話をしていますが

どちらも無視されてしまい、あなたが3歳の時からずっと会えていません。

だから、あなたが「お父さんは私に会いたくないんじゃないか」と思っているならば

それは間違いです。

会いたいと思っているのに、その想いをあなたのお母さんに断ち切られたのです。

だから、もし、あなたがお父さんに会いたいと思っていて

それをお母さんに言い出せないでいるならば、わたしに連絡をください。

メール(yubinin10000@yahoo.co.jp)でもいいし

うちに直接手紙を送ってくれてもいいです。

メアドも電話番号も知っているので、あなたのお父さんとすぐに連絡を取れます。



あなたのお父さんは、ちょっと子どものあしらいが下手なところはありましたが

わたしが小学生の頃から見ている限り、おかしな人ではありません。

人間的に大きく欠落してる部分があるようにも見受けられませんでした。

その証拠といっては何ですが、あなたが住んでいるその家はお父さんがくれたものだし

あなたの養育費だって払っています。

むしろ、わたしからすると、あなたのお母さんの方がおかしいと言っても過言ではありません。

わたしは20年以上あなたのお母さんのことを見ているし

わたしの母はあなたのお母さんが生まれた時からの付き合いですから

50年近くあなたのお母さんを見ているわけです。

あなたはお母さんが大好きなようですから、そこは斟酌しかねるかもしれませんが…

元々、あなたが生まれる以前から

あなたのお母さんとお父さんはあまり仲が良かったとは言えないのです。

そもそも「離婚」というのは、どちらか一方が全面的に悪い、ということはありません。

5:5で悪い、1:9で悪い、というように比率は違うとしても、結局どちらも悪いのです。

だから、あなたのお母さんが一方的にお父さんのことを悪く言っているようなら

一度疑ってかかってみてください。

そして、自分でおかしいと思ったら、その気持ちを大切にしてください。

お母さんであれ、友達であれ、誰かの意見を聞くのは良い。

でも、誰かの意見を鵜呑みにして、そのまま自分の意見にするようなことはしないでください。

自分の意見がある状態で、人の意見を聞き、その意見を一旦噛み砕いて

それから自分の意見を再構築することが大事です。

その時に自分なりの判断基準、「自分の物差し」が必要になります。

人や物事に対して、自分なりの目線、自分なりの判断基準を持たなければ

いつまで経っても誰かのフィルターを通した世界を見ることになってしまいます。

どうか「自分の物差し」を持ってください。



以上が、あなたに伝えたい3つのことです。

最初にも書いたように、あなたがこの文章を信じてくれなくても

わたしのことを嫌いになっても、一向にかまいません。

あなたの人生が実りあるものになりますよう、彼方より祈っています。


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以上で私信は終わりです。