キツツキと雨 | ゆびにんブログ -指人形10,000体作りま…すん-

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日記を書きつつ、ゆるーく指人形10,000体を目指すブログです。

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(2011年 制作)


復活、ショウジですショウジ

起きたら、ちゃんと治ってました。

しかしどうも肩こりも原因なようで、指人形作ってたらまたじわりと嫌な感じが…

養生します。。。




本日公開の「キツツキと雨」。

今年見た中で現在1位でして、これは何としてでも宣伝したくて指人形を作りました。

向かって左が役所広司さん、右が小栗旬さんです。

さてさて、ここからは感想!

前情報を一切入れずに見ていただきたいので

内容に関してはあまり触れない方向で書いていきたいと思います (`・ω・´)ゞ




1月末に試写会で一足先に見て来たのですが

まーここまでお客さんがゲラッゲラ笑っている試写会ってなかなかないですね!

映画自体ものすごく温かい作品なのですが、会場全体が温かいムードになっていました。

こういったらあれですが、ライブみたいな一体感でしたw

で、全体的に色んな種類の笑える要素が散りばめられているんですが

笑いの中にも悲しさがあったり、ハッとさせられたり、昔のことを思い出させられたりして

作品のところどころと、最後にはほろりとさせられます。

最後…ああいうシーンで終わる映画、私大好きなんですよね~ (*´∀`)

ひとつひとつのシーンだと最初の役所さんと古館さんのかけ合いも好きだったし

温泉でぽーんぽーんと近づいていくところも好きだったし

役所さんが車止めを嬉々としてやっているところも好きだったし

息子が喪服出して用意してくれてたところも好きだったし

小栗さんの「黒はやめとけ」っていう幻聴が聞こえるところも好きだったし

役所さんが映画のストーリーを聞いて「減ったなあ!」って言うところも好きだったし…

もうね、キリがないくらい好きなシーンだらけなんですよ!

シーンの羅列はこれぐらいにしときますけど、映画を見ないと全然わからないでしょう?w

これは見て確認してくださいとしか言えない!




作中の登場人物には、地元に住んでいる人たちと都会から映画を撮りにきた人たちがいるわけですが

この地元に住んでいる人たちが卑屈になっていないのが良かったです。

なんというか…田舎の閉塞感みたいのが全然なくて

都会から来た人たちとすんなり仲良くなって溶け込んでいるんですよね。

まるで旧知の友達みたいになっているのがなんか良かったなあ…

主役の役所さんと小栗さんもあんなに年齢が離れているのに

世代を飛び越えてわかりあえているっていうのが良い!

地元の人と映画を撮りに来た人とは、映画が撮り終わったらもう会うことはきっとないんだろうけど

みんなでひとつのものを作ったっていうことが良い思い出として心に残るだろうし

それって大切なことですよね。

一瞬だけ関わった人が、人生に大きな影響を与えることってあるよなあ。。




監督は「南極料理人」の沖田修一さんです。

どうですか?これだけですでに良さそうでしょう? (`∀´)

もちろん今回も食べ物がおいしそうに描かれてます。

味のりをお茶うけにしたり、あんみつをもりもりかき込んだり、何てことないお弁当も…

ああ~美味しそうだったなあ♪

沖田監督、試写会で舞台挨拶にいらしていたのですが、まー監督に見えない!

偉ぶってなくて、とにかく腰が低くて、ちょっと挙動不審な感じで、非常に好感を抱きました。

アナウンサーの人に色々と質問されていたんですけど

途中で自分の言っていることがわからなくなってきて迷子になる監督…可愛らしかったですw

なんか、他人とは思えない…

色々と失礼なことを書いていますが、本当に大好きなんですよ沖田監督!

やっぱりああいう方だからスタッフ・キャストが「監督に協力したい!良いものを作ろう!」

と素直に思えるんだと思うんですよね~

監督然としていない方が雰囲気の良い映画が作れるのかも。

偉ぶってる監督なんて、何か協力しようと思いませんもんね!




キャストで言うと

役所広司さん、もちろん素晴らしい演技でした。

ダイワハウスのCMでちらっと見せているコミカルな演技をこの映画でたっぷり堪能出来ますw

で、小栗旬さん。

私、彼の出ているドラマや映画を一切見たことがなかったんです。

一時、小栗さんがばんばん出ている時期があって

天の邪鬼な私は意地でも見るもんかと、絶っっっ対に見なかったんですよw

で今回見てみたら、素直に良い役者さんだなあと感じました。。

今まで見なかったの損だったな…小栗さんが出る映画、これから見ていきたいです。

堺雅人さんもこれに近くて「ゴールデンスランバー」を見るまであまり好きではなかったんですよね。

ゴルスラ後「南極料理人」を見てさらに良いなあと思ったんだよなあ…

そして古館寛治さん。

以前「マイ・バック・ページ」で妻夫木聡さんの先輩記者役で出演していた時に良いなあと思い

今回やっぱり良いなあと思いました。コメディ演技も素晴らしかったです。 

古館さん、もっと映画出てくれないかなあ… (´`)




そしてそして!

エンディング曲も素敵です。

星野源さんの「フィルム」という曲。

映画を見て「ああ~良かったなあ」と浸ってる時にこの曲がかかる、ずるい!

もっと良かったなあ!と思っちゃうし、泣いちゃう!w

あ、星野さんがわからないと言う方「11人もいる!」のおじさん役の人ですよー!(伝わるかな?)

粋なことに、この曲のPVではゾンビと星野さんが行進していました。




そんなわけで「キツツキと雨」、見て絶対に後悔はさせません!

これほどまでにたくさんの方に見ていただきたい作品は「ゴールデンスランバー」以来かも…

お近くに上映館がある方はぜひ劇場でご覧ください (●´ω`●)


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沖田修一監督の作品、また見たい!次回作はぜひ北海道で撮影を!w