知らないほうがいい木がゆれる。風をあびながらゆらゆら。壊れていく自分がいる真実を知ってしまったから。ゆめの中に取り残されたみたいでキモチワルイ本当の事なんだって思い知らされ、体の五感が騒ぎだし、粟立つ。風は今だに緩やかに過ぎ去っていくだけさっきと変わらない光景に苦笑いする。今の私は他人にどう映っているのだろうか?・・・もうそれさえも気にしなくなって大声で叫ぶ。 『ありえない』と。