問う久しぶりに月を見上げたこの季節の月はとても明るくて眩しいぐらいで、自分自身が汚れて見えた。周りに少しずつ汚されていくのが手に取る様にわかる網戸越しに見える月はまるで十字架のようで我はその十字架に祈りを捧げるように手を組み合わせるのだ。そして『清き我は何処へ・・・』と問うのだろう。そんなものとうの昔に忘れてしまったというのに