前回の続きです。
「もしかするとこのまま・・・かもしれない。」
そう思うととても怖かったです。
「私と結婚して幸せだっただろうか？」と考えました。
当たり前だと思う日常は当たり前ではないんだ。と強く実感させられました。
夫は「水分が不足しているからスポーツ飲料かリンゴジュースを多く摂るように」と言われたらしく、自分では動けないので、私が毎日病院に届けました。面会は出来ないので、ナースステーションに預けるだけ。
入院後すぐ点滴で抗生剤を流す治療が始まり、入院の翌日から高熱が続きました。受診が一日遅れたらと思うとゾッとします。
入院当初付いた診断名は「右下肢蜂窩織炎（みぎかしほうかしきえん）」。
皮膚科で治療を受けました。
様子を聞くと、「腎臓の数値は落ち着き、脚の腫れは外見上だんだん引いて来た。」と医師は言っていたようですが、その割になかなか回復しないので、「中に膿が溜まっているのではないか？」と整形外科にバトンタッチされました。
初めの手術は12月中旬でした。膿が溜まっていそうな部位を数か所切って中を洗浄するということ。
3時間半くらいの手術だったでしょうか？
その時もコロナの影響で面会も出来ないままで私は自宅待機していました。
入院当初に、命の危険性や、脚の切断の可能性を言われていたので手術中も不安で耐えがたい時間でした。
手術が終わったら電話連絡がある予定でしたが、なかなか来なくて・・・たまり兼ねて病院に電話をした時、ちょうど今終わって病室に戻って来たとのことで、担当医から直接電話越しに説明を聞くことが出来ました。
手術は予定通り無事に終わったと聞き、担当医の先生が私の質問にも丁寧に答えてくださったのでひとまず安心しました。
夫とのやり取りはLINEのみ。返事がないと心配な時間を過ごすことになります。
LINEで知らせてくれる状況によると、引き続き点滴で抗生剤を流しながら炎症の数値を経過観察。
入院後ずっと微熱が続いている状態ではありましたが、脚の炎症の数値は少しずつ下がって来ていました。
だけど、お正月休みで病院内が診察や手術等稼働していない時に再び38度を超える熱が出て、お正月休み明けに検査をした結果、またすぐに二度目の手術をすることになりました。大腿部から足首まで、計７か所程切り洗浄。
手術後、直接担当医から対面で説明を受けた時に、「なぜまた悪化したのですか？」と訊いたら「体内に入っている菌の毒性が強いから。」ということでした。そこで初めて夫の体内にいる菌が通称人食いバクテリアと言われるものだと知りました。
夫の場合は脚だけにとどまっているようなのが不幸中の幸いで、半日で他の臓器に影響が出ることもあるそうです
「今回もまた薬でやっつけられなかったらどうしよう。」とずっと不安な毎日を過ごしました。
結果的にはちょうど2か月の入院で退院することが出来ました。点滴が外れ、飲み薬で抗生剤を摂るだけで様子を見ることになったからです。
退院は出来たものの、そこから自宅療養が始まりました。
入院前よりも10kg程体重が落ちた夫。
（私も食べ物が喉を通らず同じくらい痩せましたが、二人とも今は元に戻りました・・・。）
歩く時は松葉杖で、少しずつ歩く練習をし、リハビリに通う毎日が続きました。
夏に再び切った部位が腫れて一週間程入院しましたが、それはまた別の細菌に感染したようでした。
最初の受診から11か月経ち、2週間前に職場復帰しました。
歩行はまだ完全に元通りにはなっていません。
リハビリにはまだ通っています。
定期的に診察にも行っています。
担当医の先生はまだ若い方ですが、丁寧で慎重な対応をしてくださって感謝しています。
あんなに若くして、命に係わる決断を毎日迫られて大変なお仕事だなぁと思います。
コロナが猛威を振るっている時に、医療に従事する方々の存在が間近にあり、その大変さや頑張ってらっしゃる姿を感じていたので、医療従事者にはほんとに感謝の思いでいっぱいです。
今日、病院前にて撮影。
人は時に、遠い存在に対して想像力を働かせることが出来ずに安易に批判してしまいがちです。
批判する前に相手のことを知ることって、優しい気持ちになれたり、立場を思いやれたり、ひいては平和への一歩だなぁと思いました。
2.鑑定方法は、ZOOMで映像つき（もしくは音声のみ）か LINEを使ってのチャット、音声通話です。メール鑑定（1件5000円）も受け付けます
3.鑑定料は30分3000円、もしくは50分4000円です。
当日延長なし。
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慣れないことで不手際があるかもしれませんが、一生懸命鑑定させていただきます。
よろしくお願い致します
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