夏頃、精神的にひどく参ってしまって、そんな時に光となってくれたウクレレ。その時は、その音色が聞けるだけで癒されて良かったのだけど・・・。
元気になったらだんだん欲が出て来て(笑)
周りにたくさんあふれているうまい人の演奏に落ち込んだり、大好きで褒めてもらいたい人が私とは違うタイプの演奏に惹かれていて、そういう人と自分を比べてしまって落ち込んだりという時間が多くて、音楽を楽しめなくなっていました。
そして人と比べる自分に対してまた落ち込んでみたり・・・
エンドレーーース
ひととおり落ち込んでみたら次は上がるしかなくて。
「うん、しょうがないよね!自分は自分に出来る演奏しか出来ないし、自分が求める演奏への道を追求するしかない。」と開き直ったのと、それまで嫉妬の思いが強かった、好きな人の好きな人達のことを素直に認められるようになったら楽になりました
私はいろいろな曲を並行して練習していて、どれも録音、発表するにはまだ自分で納得出来ないレベルですが、いつまでも自分で満足いく演奏が出来ないことはわかっていますし、とりあえず録音することでいったん区切りをつけようと思います。
曲は「流星」。コブクロさんの曲です。
大好きな竹野内さんのドラマの主題歌だった曲。
「この音は強く弾きたい。」
「この音は柔らかく響かせたい。」
「この和音の中のこの音を大事に弾きたい。」
「ここはだんだん力強く聞こえるようにしたい。」
「この音はしっかり切りたい。」
そうやって、自分なりの想いを曲に乗せていきます。
そうすると音楽は楽しい!音楽は自分を表現することだから。
皆が弾いていても自分のオリジナルです。
技術が想いに追いつきませんが
自分が良いと思う演奏を追求すると楽しい。出来なくてへこむことはありますが(笑)
誰に褒めてもらえなくてもそれしかないんだなぁと思いました。
何度も何度も録音して、納得いく出来にならず、上に書いている想いも麻痺した状態で「うーん、ミスもしてるけど途中は無になって弾けたからこれで良しとしよう。」とアップしました。
技術的には追いついていませんが、私の想いの詰まった「流星」を良かったら聞いてください
いちむらまさき先生の『Ukulele Love Song』より。