私のインテグレーションタロットの先生である守田矩子先生は、現在自然栽培での農業に取り組まれています。
食べるものはあまり育てていない私ですが、園芸に携わった年数はそこそこ長くなって来ました。
そんな私にとって、時々矩子先生が紹介されている野菜の植え方等のお話は新鮮なものも多いです。
(種芋の断面を上に向けて植え付けるとかね。)
その矩子先生が紹介されていた「第5回自然栽培パーティー全国フォーラムin北海道」の様子をYouTubeライブで拝見しました。
最初は、矩子先生が映ってらっしゃる場面を見たいなぁという気持ちから見始めましたが、この農法を指導されている佐伯康人さんが、台風で折れた木に関してお話されているのを聞いて涙が出て来ました(23分45秒くらいから)。
私も普段園芸作業をしている時に社会生活について気付いたり想ったりすることがあるのですが、佐伯さんもまさに植物との向き合い方と人間社会を重ねて語られていました。
その部分が心に響く人は多いのではないかと思うのでご紹介したいなぁと思いました。
私自身は3月まで責任者として働いていて仕事において、力が不足していると思われる人、やる気がないと思う人を活かそうとせず心の中で排除していたことへの自責の念があります。
一人一人が樹を育てる葉なのですよね。折れかけた枝は後継者を育て引き継いでから世代交代するのですよね。植物が誰に教えられなくても自然に出来ることを私は出来なかったなぁ。
また、一般の人を畑に招いての青空レストランでは、参加者の方のご子息に対する想いを聞いた後に流れた運営に携わった人の「みんな笑ってるけどそれぞれ大変な思いをしていると思う。美味しいものを食べて帰ってもらえたらそれだけでいいのかなぁと思う。」の言葉が胸に沁みました(1時間13分頃から)。
お金のためにではなく、誰かの笑顔のため(本当に必要としている人のため)に自分の出来ることをして満足する。
とても大切で素晴らしいことだなぁと思います。
もちろんこの取り組みのテーマの一つである農福連携についてもいろいろ思うことがありますが、今回は述べるのをやめておきます。
盛りだくさんでついつい長文になってしまいますが、この辺で。
最後に流れる歌も素敵でした。